出版社内容情報
【日本とイタリアの制度と戦略】オイルショックの深刻な危機に対処した日本とイタリアの危機管理をめぐる政党対利益集団の「対立と協調の力学」を比較分析の手法により解明。
内容説明
オイル・ショックの深刻な経済危機に対処した日本とイタリアの危機管理をめぐる政党と利益集団の対立と協調の力学を比較分析の手法により解明。90年代に入りデフレ危機に直面している日本の政策課題に多大な示唆を与える力作。
目次
第1章 序論 経済危機の政治―イタリアと日本における制度と戦略
第2章 石油危機への異なる対応
第3章 賃金抑制への二つの道―イタリアの政治的組合と日本の企業別組合
第4章 第一次石油危機へのイタリアの対応(一九七三‐七九年)
第5章 第一次石油危機への日本の対応(一九七三‐七九年)
第6章 第二次石油危機へのイタリアの対応(一九七九‐八六年)
第7章 第二次石油危機への日本の対応(一九七九‐八六年)
第8章 結論