内容説明
日本の企業は「資本家の財産」から「企業人の共同体」に変わった。日本の経済社会全般に及ぼしたその深刻な影響を徹底的に追究。国際比較を通じて日本システムの本質を浮き彫りにする。
目次
第１章 日本産業の達成
第２章 企業人の企業
第３章 各国企業との比較
第４章 日本の企業体制の先進性
第５章 経済体制としての企業主義
第６章 社会体制としての企業主義
第７章 企業主義の興隆
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
101
かなり昔の本なのですが読む価値はあります。日本における企業主義というものをよく分析していると感じます。もともと通産省（今の経産省）の若手官僚が書いたものです。なぜ東芝のような事件が起きるのか、この本を読むことによってわかる気がしました。日本企業の体質は昔と全然変わっていないということですね。2016/01/19
