内容説明
1980年以降急速に普及したメカトロニクス技術が生産様式・労働内容にもたらす革命的変化を、労働論、技術論、社会システム論を踏まえて実証的に解明し、メカトロニクス特有の生産様式・労働内容が導く資本と労働の新しい関係を示唆する著者積年の労作。
目次
第1部 方法および機械とメカトロニクスの区別(方法;『資本論』第1巻、第4編の到達点;機械とメカトロニクスの区別;H.ブレイヴァマン『労働と独占資本』におけるメカトロニクスの理解)
第2部 機械と労働(機械の発達;資本の労働への支配;機械と労働)
第3部 メカトロニクスと労働(メカトロニクスとその労働;資本の労働への支配;メカトロニクスと労働;本理論の位置)