内容説明
現代科学を駆使した解析により、日本の分岐点となったモンゴル襲来がリアルな臨場感で甦る。IE(工業経営学:インダストリアル・エンジニアリング)、運搬工学、OR(オペレーションズ・リサーチ)、ロジスティクス、生産工学、作業工学、人間工学、品質管理、確率論、推測統計学、多変量解析、信頼性工学、田口メソッド、ファジイ理論、人工知能、制御工学などを用いモンゴル襲来の実態を理系的に解析。
目次
モンゴル襲来のあらまし
文永・弘安の役のあらまし
モンゴル帝国
モンゴル襲来と鎌倉幕府
文永・弘安の役の動員兵力数
文永と弘安の役でのモンゴル軍の戦艦と日本の軍船
文永の役の対馬と壱岐での戦闘
日本の合戦
上陸作戦と戦闘をする人間
北条時宗と国家戦略
モンゴル軍と日本軍の兵站戦
上陸作戦とは何か
集団戦法
文永の役での博多湾での戦闘
異国征伐と元寇防塁
弘安の役
著者等紹介
北岡正敏[キタオカマサトシ]
神奈川大学名誉教授、工学博士(京都大学)、中国東北工学院元客員教授、日本ロジスティクスシステム学会副会長、元神奈川県大学空手道連盟理事長。専門は経営工学(品質工学、生産システム工学など)、知識工学、制御工学、生産技術、軍事史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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