内容説明
東洋的「身体論」は、西洋に届くか?ザビエルの故郷バスクへ、今度は八名の使者が旅立った。「身体は機械である」とする思考の世界へ、“スポーツする身体”はどのようにアプローチされるのか。
目次
“21世紀の身体”を考える―「近代的身体」からの離脱と移動
個と関係性について―「わたし」であること、つながること
「ヨーガする身体」を考える―瞑想系身体技法における「身体」考
ソフトテニスをする身体
「水に溶ける」身体―ジャック・マイヨール
賭けをする身体―日本の動物闘技と刑法を手がかりとして
遊び戯れる身体―東西における子どもの遊びの類似と相違
スポーツ人類学の現状と可能性
著者等紹介
竹谷和之[タケタニカズユキ]
1954年生まれ、京都府出身。専攻、スポーツ文化論、スポーツ史。現在、神戸市外国語大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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