内容説明
日本人の身体は如何にして近代化したのか?教育制度が求めた理想の身体?メディアにあらわれた身体とは?身体と共同体の関係は?われわれの身体はいま、どのようにとらえられているのだろうか…明治の身体観から読み解く。
目次
第1部 国家による身体観の形成(教育制度によって形成される身体観;軍人勅諭・教育勅語にあらわれる身体観)
第2部 明治期のメディアにあらわれる身体観(日清戦争前後の少年雑誌にみる身体観;日露戦争前後の少年雑誌にみる身体観;メディア・スポーツ・イベントにあらわれる身体観;近代的身体の臨界)
著者等紹介
松浪稔[マツナミミノル]
東海大学准教授(体育学部スポーツ・レジャーマネジメント学科)。博士(体育科学)。1968年。大阪府出身。早稲田大学人間科学部人間基礎科学科卒業。社会学士。日本大学大学院文学研究科教育学専攻博士前期課程修了。修士(教育学)。日本体育大学大学院体育科学研究科体育科学専攻博士後期課程単位取得満期退学。フィリピン国立レイテ師範大学(Leyte Normal University)講師(青年海外協力隊)、福岡女子大学助教授等を経て現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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