高杉晋作・上海行―攘夷から開国への覚醒

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  • サイズ B6判/ページ数 223p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784794705884
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0093

内容説明

幕末、上海に渡った長州・高杉晋作、薩摩・五代才助、佐賀、中務田倉之助は列強の植民地主義の脅威と清国の惨状に驚愕。命がけの東奔西走を重ね、日本の進路を探求。活路はただ一つと悟る。だが、同行の幕臣たちは何ら危機感を抱くことなく、なにものも学び取ることはなかった。人材とは何か?頭脳の優劣、知識の多少ではない。正しい志を抱いているか否かが核心。晋作は吉田松陰に、才助は島津斉彬に志を注入された。さて現在日本の教育は?新しい視点から見た高杉晋作論。

目次

第1章 高杉晋作の人物像(動けば雷電の如き;高杉晋作の出自 ほか)
第2章 上海遊学で開眼した晋作の思想(攘夷からの開国へ;関東試撃行 ほか)
第3章 高杉晋作の上海日記(上海滞留記;外国の新聞に掲載された日本使節団 ほか)
第4章 日本を取り巻く国際環境(清国の衰退と西欧、米、露の勃興;幕府の衰退と勃興する雄藩 ほか)
第5章 大英帝国とアジアの危機(十九世紀、弱肉強食の時代へ;大英帝国の世界戦略 ほか)

著者等紹介

相沢邦衛[アイザワクニエイ]
昭和16年12月東京都文京区に生まれる。昭和19年3月山梨県塩山町(現甲州市)に移住。昭和39年3月國學院大學文学部史学科卒業、4月甲府市役所入所、甲府市立図書館長等を歴任。平成14年3月同市役所定年退職。現在「文学と歴史」同人、山人会会員、歴史研究会会員、山梨文芸協会会員。著書に第18回中村星湖文学賞受賞作品「田村怡与造伝」山梨ふるさと文庫など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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