内容説明
コンピュータゲームの迷宮を読み解く。インタラクティヴな小説をコンピュータが可能にした。読み手が主人公を演出する、新たなるペーパーバックの世界。テキストアドヴェンチャーに気鋭の映画批評家が挑む。
目次
第1章 電子小説批評序説(500年の孤独;ゾークは小説よりも奇なり;ピラミッド、または正方形の魔;魔法のスペルは奇妙なスペル;気分はアインシュタイン;アイ・ラブ・ユー、ミセス・ロブナー;宇宙のロビンソン・クルーソー;ハードボイルド、あるいは一人称の快楽;挑発する廃墟 ほか)
第2章 座談会・実況生中継(電気仕掛けの書物のための小説論;テキスト・アドヴェンチャー実況生中継)