内容説明
なにが「危機の英雄」「危機の頭脳」を雲のように生んだか―中江藤樹、熊沢蕃山、大塩平八郎、吉田松陰、高杉晋作、西郷隆盛、河井継之助、中江兆民、末広鉄腸、西田幾多郎、中野正剛…右翼・左翼・中道・超然の差はあっても死を決して変革に投じた反骨の男たち―。彼らは死をいかに考えたか?決断の原理をどこに置いたか?彼らの情熱と狂気はどこから発したか?ジャーナリスト出身の歴史研究家の渾身の労作。
目次
第1部 江戸時代(中江藤樹;熊沢蕃山;三輪執斎 ほか)
第2部 幕末・明治維新(佐藤一斎;梁川星巌;吉村秋陽 ほか)
第3部 明治時代から現代(富岡鉄斎;中江兆民;末広鉄腸 ほか)
著者等紹介
大橋健二[オオハシケンジ]
昭和27年福島県福島市生まれ。早稲田大学政経学部政治学科卒。新聞記者を経て、名古屋商科大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Go Extreme
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基本概念: 知行合一 良知 反体制性 陽明学の発展: 江戸時代 幕末・明治維新 明治時代 大正・昭和の陽明学 戦後の陽明学 陽明学者: 中江藤樹 熊沢蕃山 大塩平八郎 河井継之助 安岡正篤 思想と実践: 個人の修養 社会改革 道徳教育 実践的知識 内面的成長 陽明学の影響: 日本政治思想 教育への影響 経済政策 社会的規範 近代化 熊沢蕃山: 自己沈潜 実践哲学 陽明全渠の影響 内省の重要性 丸山真男 幕末・明治維新の影響 社会変革 倫理観変化 個人主義形成 西洋思想受容 国家体制変革 現代における陽明学2025/02/16
jiroukaja
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連綿と続く、陽明学の系譜。オムニバスなのであとは気になったものを読んでいく形式。歴史を陽明学で見る面白さがあった。2020/03/28
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- 洋書
- Redemption