向う疵 北条氏康

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  • サイズ B6判/ページ数 245p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784794704450
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

室町将軍の密命を帯び、坂東に下った早雲は出自を秘して戦国の幕を伊豆で切って落とす。孫の氏康は平将門以来の坂東の民の叛骨を愛した。身を安全圏に置き部下を死地に突入させる卑怯を憎み、難局には先陣に立って斬り込む。向う疵が七ケ所。背には一ケ所の疵もなかった。四公六民の善政を守り、足らざるは海外貿易でかせぎ、生活は高僧の如く清らか。酷税を取り立て酒池肉林を生き甲斐とする腐臭の支配者の一掃を志とした。

著者等紹介

二階堂玲太[ニカイドウレイタ]
本名・小嶋房治。昭和18年神奈川県小田原市生まれ。日本ペンクラブ会員、大衆文学研究会会員、新鷹会会員、歴史研究会会員。20歳の頃より小説修業をする。平成10年会社を退社。本格的に小説を書き始める。戦国ものから江戸市井小説まで幅広く執筆している
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

BIN

2
北条氏康を描いた作品と思わせておいて、どちらかというと古河、小弓公方や里見らが書かれているだけで氏康はあまり登場しない。八尺瓊勾玉を手に入れ者は関東の王者に慣れるという伝説に翻弄される公方等を描いている。氏康モノとして見ると痛い目に合うし、全く面白くもない。2013/09/16

Ryuji

0
★★

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