出版社内容情報
堂場瞬一 犯罪小説集!
「今日、自分の人生は変わってしまった。先の見えない日々が始まってしまった。」――通り魔・殺人・資金洗浄・特高の罪・迷惑運転・泥棒・毒親・掏摸・盗撮・選挙違反・復讐・子どもの罪……辿り着く先は後悔か、それとも解放か? 発行部数は世界累計1400万部! 2025年末に著書発売累計200冊を達成予定の堂場瞬一が<犯罪者>の視点で描く、犯罪小説集の傑作!
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【目次】
●褒められた男(通り魔)
●ある後悔(殺人)
●バイアス(資金洗浄)
●暗い復讐(特高の罪)
●連鎖反応(迷惑運転)
●家業(泥棒)
●推さない(毒親)
●コンビ(掏摸)
●神の手(盗撮)
●再起の日(選挙違反)
●逆襲(復讐)
●消えない目(子どもの罪)
【目次】
内容説明
辿り着く先は後悔か解放か。通り魔・殺人・資金洗浄・特高の罪・迷惑運転・泥棒・毒親・掏摸・盗撮・選挙違反・復讐・子どもの罪。12の「隣人の罪」。堂場瞬一犯罪小説集。
著者等紹介
堂場瞬一[ドウバシュンイチ]
1963年茨城県生まれ。2000年、『8年』で小説すばる新人賞を受賞。警察小説、スポーツ小説など多彩なジャンルを執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
旅するランナー
197
犯罪者を主人公にした12短編集。今そこにある罪。世の中の仕組みがフラット化したためか、善と悪の壁も低くなり、日常に潜む罪にもコンビニのようなお手軽感がある。そんな世相を反映したかのような罪の連発が後味悪く描かれています。2025/10/26
starbro
178
堂場 瞬一は、新作をコンスタントに読んでいる作家です。 本書は、罪深き犯罪小説短編集、オススメは、「褒められた男」&「再起の日」&「消えない目」です。 https://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309032290/2025/10/23
いつでも母さん
135
堂場さんが紡ぐ「隣人の罪」短編12罪!これは絶対に罪!って憤るものから、これもかぁ・・だったり、ちょっと私にはわからないんですけどや、仕方ないよねもある。いや、駄目ですから~罪は罪なのよ。どの罪が一番お気に入り?(だから、ダメですって罪ですから・・汗)2025/10/22
あすなろ@no book, no life.
114
今年200冊刊行を達成された堂場氏の持ち味は、幅広い分野の作品を継続的に発表されている事と社会人の心理描写への共鳴が尽きぬ所だと僕は思っている。その上で本作は多種多様な犯罪者が主人公の犯罪短編集。形式的に何れも氏の初めての試みではないだろうか。結果は、上述の二点が上手くミックスされている。その上に短編という限られた枚数の中でも一話一話の満足度高かめというか、満ちぬ思いなぞないのである。なお、まだこれは文芸誌連載中との事で引き続きの続巻刊行を待っております。2025/12/21
タイ子
89
12作品たっぷり読める読み切り短編集。タイトル通り、罪を犯す人、すなわち主人公はみんな犯罪者。だから面白い。通り魔、殺人、マネーロンダリング、特高警察、あおり運転、泥棒、毒親、電車内での掏摸、盗撮、選挙違反、復讐、子供の罪。それぞれの形が違うように、時代によっても背景や罪の犯し方が変わってくる。犯した罪の隣に罪がある。時には犯罪者側から読むのも一興かも。雑誌「スピン」にて連載が続いているようなので1年後にまた単行本にて読めるのが楽しみ。2025/11/07
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