出版社内容情報
明治・大正・昭和のレトロな商標ラベル・コレクション。印刷技術の発達によって今では容器そのものに直接印刷することが可能になり、ラベルを剥がして収集する事が難しくなってきた。
ここに掲載したラベルは時代性をよく反映しており、その洗練されたデザインの新鮮さに驚かされる。
内容説明
明治から昭和にかけて、酒、石けん、菓子、たばこ、薬、化粧品、缶詰などの容器を飾ったラベルをオールカラーで紹介。ラベルは英語のＬＡＢＥＬ（レエィベル）で、商品の容器などに商標や広告を刷って貼り込んだ印刷片を指す言葉である。印刷技術の発達によって今では容器そのものに直接印刷することが可能になり、ラベルを剥がして収集することが難しくなってきた。ここに掲載したラベルは時代性をよく反映しており、その洗練されたデザインの新鮮さに驚かされる。ここには明日をすすむ温故知新の世界がある。
目次
伝統的木版貼札（ラベル）と袋
居留地商館ラベル
ビール
葡萄酒
ブランデー
ショータイム・サーカスのデザイン化
歯ミガキ
石ケン
薬
レモネード・鉱泉・サイダー
日本酒
煙草
茶箱
菓子
果実
海産物
寿し
漬物
缶詰
調味料
素麺
足袋
絹糸・衣服・染織品
化粧品
雑品
著者等紹介
三好一［ミヨシハジメ］
１９３５年（昭和１０年生まれ）。コーヒーカップ、蕎麦猪口、酒器の歴史や江戸期の陶磁器の値段などの生活文化を研究する。ギャラリー上方代表（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アナクマ
29
とにかく圧巻のコレクション。オールカラーで明治〜昭和のラベルを羅列。時代とサイズ以外の情報はごく限られていてもっと知りたくなること必至だけど、ただただ、ラベル。良質で綺麗なものがほとんどで、絵柄や色・形の面白さは言うことなし。それにしてもすごい物量。2023/01/21
葉鳥
11
明治大正からもうあるんだ！っていう企業や商品があったり、商標登録ってこんな昔からあるんだって思ったり。ラベルのデザインや表記も今とは雰囲気が違って面白かった。化粧品のラベルが馴染みあって良かったな。封緘ラベルが並べられてるページがとても好き。2022/07/17
kaz
4
時代の雰囲気も表れており、面白い。図書館の内容紹介は『上方文庫のコレクションを中心に、明治から昭和にかけて、酒、石けん、菓子、たばこ、薬、化粧品、缶詰などの容器を飾ったラベルをオールカラーで紹介する。時代性を反映しながらも洗練されたデザインに驚かされる一冊』。 2022/08/05
入江・ろばーと
0
「ラム子」の当て字にビックリ。2024/01/31
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- 和書
- 汚名 青樹社文庫
