内容説明
ウェンディと弟2人の元にピーター・パンという少年が現れた。ピーターはいつまでも子供のままでいられるネバーランドという国に住んでいるという。そこには、親とはぐれた子供たち、妖精、人魚、インディアン、そしてフック率いる海賊一味もいた。ネバーランドへ到着したウェンディ姉弟を待ち受けるものは…。そして、家で待つ両親のもとに戻ることができるだろうか。総単語数4,440語。使用する単語を限定して、やさしい表現に書き改めた、英語初級~初中級者向けの英文リーダー。
著者等紹介
バリー,ジェームス・マシュー[バリー,ジェームスマシュー] [Barrie,J.M.]
1860‐1937。スコットランド生まれ。イギリスの劇作家、童話作家、ファンタジー作家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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みや
16
妖精が夢の国へ連れて行ってくれる話だと思いきや人攫いの話だった。親に不満は無いのに3人はなぜ家出したの?16歳程度に見えるウェンディが姉ではなく母として慕われるのが違和感。ティンカーベルの恋心に気付かず、忠告を無視し、代わりに死にかけた彼女を復活させるも感想は無く、すぐに「ウェンディを助けに行こう」と言う無神経なピーターパンに失望した。「今後は春に一週間」とお手軽な旅行感覚で約束するからネバーランドの特別感が薄まっちゃう。帰宅した弟が家や母を忘れ、ウェンディを本当の母だと思っていたのは完全にホラーだった。2024/05/31
ヤマノ
0
最後、ある種ホラーなのでは。2023/11/26