内容説明
砂漠に不時着した“僕”の前に突然現れた、不思議な男の子。その子は、故郷の星を離れて星々をめぐって地球にやって来た小さな王子さまだった。“僕”は王子さまと心を通わせていくことで、次第に忘れかけていた大切なことを思い出していく…。(総単語数4,456語)。語い数600語。中学2年生程度。
著者等紹介
サン=テグジュペリ[サンテグジュペリ] [Saint‐Exup´ery,Antoine de]
1900‐1944。フランス、リヨン生まれ。海軍兵学校の受験に失敗し、兵役で航空連隊を志願する。除隊後、民間の郵便航空業界に入り、パイロットとして定期郵便飛行に従事する。1926年に作家としてデビュー。その後も航空業にかかわる傍ら、自身の飛行体験をもとに『夜間飛行』『人間の土地』などの名作を生み出す。43年にアメリカで『星の王子さま』を出版。第二次世界大戦中に33‐2偵察部隊に配属され、44年にコルシカ島から偵察飛行に出たまま消息を絶つ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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みや
14
今まで日本語版で3回読み、3回目だけ苛々せずに読めて喜んだのに今回また王子の言い分に苛々し続けた。大人の嫌な部分を強気に否定するが、自分と違う意見を言われたらすぐに泣く。子供の嫌な部分を前面に出すのが嫌。数字重視を否定する最中に「唯"一"の花は大切じゃないの?」と言うのは矛盾じゃない?なんて考える私が歪んでいるんだ…と自己嫌悪に駆らされるのが苛々の原因かも。切ない余韻が残る結末は好き。著者は郵便航空会社でサハラ砂漠に勤務、リビア砂漠で墜落事故を経験、本書の刊行年に兵役の偵察飛行で消息を絶ったと知って衝撃。2024/04/25
ひで
2
英語の本にチャレンジ中の2冊目。使用語彙数は600語と少な目だったが、なかなか意味を読み取れない箇所が多かった。話としては気になったので、どこまで合っていたか、和訳本を読んで確かめてみたい…という気分です。2022/09/24
uso800
0
和訳の本を読んでも理解できなかったのに英語?もちろん意味不明でした。また和訳を読んでみたくなった。2021/05/18