内容説明
幻想的な雰囲気とユーモアに満ちた童話でありながら、人生の滑稽さや風刺も織り込まれた、宮沢賢治の傑作短編集。へたくそなセロ奏者ゴーシュの家に動物たちが次々と訪れる「セロ弾きのゴーシュ」、川で毒をつかって魚をとっている犯人を探す「毒もみのすきな署長さん」ほか、「注文の多い料理店」「どんぐりと山猫」の4編を収録。
著者等紹介
宮沢賢治[ミヤザワケンジ]
1896‐1933。岩手県花巻に質屋の長男として生まれる。盛岡高等農林学校卒業後、地学者として農民のために働く一方、短歌や詩、童話などの創作に励んだ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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読書日記
1
セロ弾きのゴーシュはアニメ見たことあるけどやっぱり面白くはないな。苦笑 毒もみの好きな署長さんと、どんぐりと山猫の話は、最後何を言ってるのか読解できず。注文の多いレストランってよくタイトル見かけるけどこんな話だったんだって思った。そういえば宮沢健治の小説って最後まで読んだことなかったかもしれない。面白くはないけど、外国のお伽話みたいな雰囲気で、趣はある。日本語でも読む機会あったら、分からなかった部分の答え合わせしよう。2024/09/30
小野靖貴
1
セロ弾きのゴーシュに感動し、注文の多い料理店に恐怖し。英語のほうが読みやすい!2022/02/06
shogo harada
0
久しぶりに英語多読本を読了。宮沢賢治の4短編集でした。この時代にこの物語展開。彼の感性と多才ぶりを感じられる良き短編集。2022/10/07