内容説明
航海の途中で嵐に遭遇し、絶海の無人島に一人たどり着いたロビンソン・クルーソー。絶望、不安、孤独に苦しめられながらも、生き延びるためさまざまな工夫を凝らし、島での生活を切り開いていく。彼がその日々の中で初めて気づいた幸せや、新たな価値観とは。近代小説の原点であり、今なお色褪せぬ古典的名作。
著者等紹介
デフォー,ダニエル[デフォー,ダニエル] [Defoe,Daniel]
1660‐1731。1660年ロンドン生まれ。ジャーナリストとして政治や宗教問題などについて論ずる。1703年には非国教徒を弾圧する政府を皮肉ったパンフレットを発表し、さらし台に立たされたことも。1719年に『ロビンソン・クルーソーの生涯と冒険』を発表。小説家としても脚光を浴びた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
SOHSA
32
《購入本》多読13冊目。名作冒険物ロビンソン・クルーソーのリライト版。英語は易しくストレスは全く感じられない。若き主人公の海への憧れと数々の困難に立ち向かい乗り越えていく冒険譚は読み手の心を遠い少年の日に連れ戻してくれる。次々と起こる危機一髪の場面に思わず息を呑み、手に汗を握る。名作はやはり永遠である。2017/07/06
newman
7
あんまり感動もなく読了した。やっぱりよく知っている話だからかな。でも、ほかの本ではよく知っている話でも感動はあったのに。何故でしょうか?2017/09/04
Abiko Eiichi
6
名作古典の英文リーダー、ラダーシリーズのレベル2です。ラダーシリーズは巻末にワードリストが完備されており、気になる熟語表現等をストーリーを追いながらチェックできるので効率良く覚えられます。本書は日本語訳でも読んだことがなかったので、じっと耐える話かと思いきや後半は冒険活劇展開もあり、原書を読む感覚で楽しめました。しかし28年も独りで無人島で暮らすなんて・・やはり並みの心臓じゃないぞ、ロビンソン!2014/07/29
ぶどう
3
英語多読37冊目15350語。合計221273語。無人島に1人でたどり着いたロビンソン・クルーソーの物語。島でのサバイバル生活がつづられている。先の展開が気になりスイスイと読んだ。最後はハッピーエンドとなり嬉しかった。2024/01/16
水無月十六(ニール・フィレル)
3
ロビンソン・クルーソーの原文再録……というのではなく、いくつかエピソードを端折って英文多読テキストとして再構成した本。本書で軽く内容に触れて面白いと感じたら是が非でも、翻訳本でもいいので原著に挑んで欲しいと原作信者としては思う。使われている単語はほとんどが中学高校前半程度なので、初級テキストとしては十分使えるだろう。こういうロビンソン・クルーソー入門の形もあって良いと思った。2021/11/29