出版社内容情報
脳科学をベースに、多様な個性に合わせた
「ウェルビーイング」の実現を研究する著者は、
子育ての社会化や女性の社会進出、
高齢者の居場所づくりなどを実現させるべく
実際にコミュニティを構築・運営するなど、
「社会全体のウェルビーイング」向上に取り組んでいます。
「VUCA」と呼ばれる先が見通しづらい時代においては、
「お金持ちになる」「出世する」「成功する」といった、
これまでの画一的な「幸せ」のイメージ自体が揺らいでいます。
そもそも「幸せ」は誰しもが願う一方で、
とても掴みどころがない概念でもあり、
「幸せは人それぞれ」だとして主観的に捉えられがちでしょう。
しかし著者は、多様な個人に最適化した
「目標達成」支援システムを研究・開発するなかで、
科学的エビデンスに沿ったかたちで、
「ウェルビーイング」の実現は可能だとします。
本書では、著者自身やその他研究成果をわかりやすく噛み砕きながら、
「目標を達成する方法」「幸せを引き寄せる生活習慣」
「ストレスやネガティブ思考の手なづけ方」など、
総合的に「幸せを手にできる力」を養える具体的メソッドを紹介。
最先端の研究をもとに、「脳と幸せの最適解」を提示していきます。
<目次>
はじめに 幸せの実現のための科学的な方法
序章 幸せは誰だって手に入れることができる
第1章 脳科学が紐解く「幸せ」のメカニズム
第2章 目標達成力を最大限に高める
第3章 幸せを引き寄せる生活習慣
第4章 ストレスとマイナス感情を手なずける
第5章 ウェルビーイングな社会をつくる
おわりに 考え方にアプローチして自分に変化を起こす