内容説明
森の中に置き去りにされた兄妹がお菓子の家を見つける『ヘンゼルとグレーテル』、みにくいかえるが実は王子だった『かえるの王子』、欲深い人間の愚かさをユーモアで描く『漁師とおかみさん』のほか、『ガラス瓶の中のお化け』『踊りぬいてぼろぼろになる靴』『糸くり三人女』『勇ましいちびの仕立て屋』『金のがちょう』。グリム童話の中から不思議なメルヘン8篇を収録。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
糸桜
16
Grimm is one of my favorite writers.So I enjoyed reading this book!There are eight stories in this book.My favorite story is "the frog prince".That is a very entertaining story.改めて読むと小さい時とは違う気持ちで読めました。 自分の英語力のなさをつくづく痛感します…文法もあってるかわからないし、文章がありきたりな感じです…。2016/07/01
ぶどう
6
英語多読40冊目13550語。合計274513語。図書館本。グリム童話が8編収録されている。以前読んだ別のグリム童話の本と重なっている話もあったが、全体的に先の展開が気になる構成で、スピーディーに読んだ。「ヘンゼルとグレーテル」が収録されている中でも有名なストーリーだと思う。8編とも楽しんで読了した。2024/01/29
fusarian
5
私のイメージでは気に食わない話しが多いのが、グリム童話なのだが、どうやら英語で読んでもその傾向は変わらない。そこでめでたしめでたしなの?となる話も多い。特に恋の落ち方が唐突過ぎ、え、王様いま求婚するの?と、なんの前触れもない行動にビックリもするし、唖然ともする。『ヘンゼルとグレーテル』、『かえるの王子』、『漁師とおかみさん』ほか、全8篇。読みやすく短時間で読めるが読後感は別にどれも良いわけではなかった。誰かに読ませてどうだたった?と意地悪く反応を楽しむ誰かを想像してしまう。2023/07/20
あぎる
3
英検4級レベルらしいが、もっと難しく感じた。単語は易しくても、文の構造がわからなくて意味がとれないことがあった。ただおとぎ話ということで、大筋がわからなくなることはない。2023/09/14
subuta
3
収録されていた「The Fisherman and His Wife」は、妻の勝手な要求を何度も魚に伝えなければならない漁師の気まずさが、段々荒れていく海の模様に重なっていて面白い。オチで男はさぞほっとしたことだろうが、その後の夫婦仲が思いやられもする。2019/02/20