内容説明
ウェンディと弟2人の元にピーター・パンという少年が現れた。ピーターはいつまでも子供のままでいられるネバーランドという国に住んでいるという。そこには、親とはぐれた子供たち、妖精、人魚、インディアン、そしてフック率いる海賊一味もいた。ネバーランドへ到着したウェンディ姉弟を待ち受けるものは…。そして、家で待つ両親のもとに戻ることができるだろうか。
著者等紹介
バリー,ジェームス・マシュー[バリー,ジェームスマシュー][Barrie,J.M.]
1860‐1937。スコットランド生まれ。イギリスの劇作家、童話作家、ファンタジー作家。『ピーター・パン』の作者として有名(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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harass
60
英語教材本。初めて読む児童文学で語彙を制限したもの。こういう話なのかといろいろ驚く。冒険から帰ってきた子供たちは大人になっていき、ウェンディは母親になる。ピーターがまた家に訪れるがピーターは相変わらずの姿。ここあたりはひどく切ない。自分が年をとったせいか。あらためて普通の本で読み直したい。2018/03/20
Moca
18
洋書初心者はラダーシリーズがオススメです。 これはレベルに合わせて、洋書多読のために製作されたものです。 大体は図書館もしくは大きい本屋さんに置いてあると思います。 イメージで訳して、付録に英単語(本文に登場する)辞典があるのである意味、英語の勉強になります。 英語の勉強したい方、洋書を読みたい方にはオススメです。2021/03/26
Moca
15
ラダー一冊目。 洋書を全部読み切ることができた。 やっぱりレベルを合わせて読むことが大切。 ある意味、英語の勉強になった。
fusarian
14
ピーターパンは初読だが、小学生の低学年で毎週楽しみに見ていたハウス食品劇場のアニメ版が強く印象に残っていたので、セリフがすっかりアフレコの声で頭に響いてとても懐かしい気持ちになりながら読んだ。アニメ版の終盤はオリジナル要素が強かった記憶があり、原作とこんなにも違うのかと新鮮な驚きもあった。もうすっかり、空を飛ぶことに夢を見ることも憧れることも出来なくなった、この歳でも彼らの冒険は心が踊る。しかし、ピーターパン自身の結末はどこか物悲しい。数年振りに会った親友に埋め難い距離を感じる気持ちが近いかもしれない。2023/07/31
Moca
13
原作からすると、子供向けの童話じゃないかな? そんなに過酷な童話じゃないけれども、ある意味ハッピーエンドのような内容ではなかった。 その後どうなったのかは知らないけれども、ドラマチックな内容だった。2021/03/23