内容説明
オーラフは、空を飛ぶことをゆめみています。ヘラジカにしては、かなりかわったねがいではありますが。クロスワードパズルで空飛ぶ魔法のじゅうたんがあたってからというもの、オーラフは、空を飛ぶという考えに、すっかりとりつかれてしまったのです。空飛ぶ魔法のじゅうたんは、失敗作でした。しかし、そうかんたんにあきらめるオーラフではありません…。
著者等紹介
クリーゲル,フォルカー[クリーゲル,フォルカー][Kriegel,Volker]
1943年のクリスマスイヴにドイツのダルムシュタットで生まれ、特にジャズ演奏家として有名になった。後年、ディッケンズの翻訳家、フロベールの研究家、著作家、イラストレーター、ラジオドラマ脚本家、ドキュメンタリー映画作家としても活躍し、2003年夏、死去
三浦美紀子[ミウラミキコ]
1952年生まれ。立教大学大学院博士課程修了。日本大学・立教大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ももたろう
14
クリスマスを無事に終え、春になっても何もやる気が起きないオーラフ。新聞のクロスワードパズルを解いて当たった「空飛ぶじゅうたん」は偽物を掴まされ自力で空を飛ぶことを思い付く。何度失敗しても諦めないオーラフとその挑戦を見守り寄り添うサンタクロース。前作に続きますます深まる熱い友情のお話。2021/12/18
2時ママ
3
次女 小5 ひとり読み。2021/12/02
のん@絵本童話専門
2
お兄ちゃんが借りてきたので再読。子どもが好みそうなタイトルに絵ですが、ルビがない漢字も多く、中学年でも読めないルビなしあり。題名の通り、空を飛びたいトナカイのオーラフ、表紙の装備でひたすら飛ぶ練習。火事場の奇跡が起こるも、誰も信じず馬鹿にされる。そんなオーラフに対し、サンタクロースがしたこと。馬鹿げたことでも、退屈に無気力に過ごすより、憑りつかれた様に熱中するのって、すごく良いと思うんだけど。期待される話の展開とは違って意外性はありますが、子どもが読むのにふさわしい話かは疑問あり。2021/07/26
B&M
0
絵柄が好き。そして、話の展開も、おもしろかった。大人のための絵本。2015/12/20
けいねこ
0
何度失敗してもくじけないオーラフ。サンタクロースは、見守ることしかできません。いいえ、見守るだけでなく、ちゃんとできることがあったんですよ。オーラフとサンタクロース、どちらも辛抱強いです。その辛抱や努力の向きは、ちょっと違うけど。まあ、オーラフみたいなひとが近くにいたら、面倒をみないわけにはいかないかもしれませんね……2013/01/11
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