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死神さんとアヒルさん

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  • サイズ B4判/ページ数 1冊(ペ/高さ 31cm
  • 商品コード 9784794509710
  • NDC分類 E
  • Cコード C8798

著者等紹介

エァルブルッフ,ヴォルフ[エァルブルッフ,ヴォルフ][Erlbruch,Wolf]
1948年ドイツ・ヴッパータール生まれ。ポストモダンのイラストレーター、絵本作家。コラージュの手法を用いる。80年代から絵本のイラストを描き始め、後に執筆も始めた。子どもの本には取り上げられにくいテーマを正面からあつかう絵本づくりで、注目されている。2006年国際アンデルセン賞受賞

三浦美紀子[ミウラミキコ]
1952年生まれ。立教大学大学院博士課程修了。日本大学・立教大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

masa@レビューお休み中

123
僕はこんな死神に出会ったら、慌てふためいて逃げるか、泡をだして倒れてしまうかもしれない。だから、アヒルの勇猛果敢な行動に脱帽してしまうのだ。彼女は、死神に詰め寄って、私は死ぬのか、私を連れて行くのかと聞くんですよね。アヒルは、死を怖がっているはずなのに、死の神に直接答えを求めるなんてすごいよなぁ。もし、「はい、迎えに来ました」なんて言われたら、どうするんだろうって他人事ながらヒヤヒヤしながら読んでしまいました。アヒルはどうなるのか、死神は何をしにきたのか。この物語を読んで、あなたの目でたしかめてください。2015/10/29

ままこ

63
いつのまにか死神さんが後ろにいることに気づいたアヒルさん…。死んでしまうとどうなるの?死後の世界は?死神さんはなかなか感じがいいけどやっぱり怖い…気持ちは複雑。こういうものだとわかっていても辛いなぁ。哀しいけど死神さんの優しい思いやりに余韻が残るラストシーン。絵が印象的で奥深いストーリーをより引き立てている。2017/10/31

Hideto-S@仮想書店 月舟書房

57
「死神さんはなかなか感じがいいのです。死神だということを考えなければ」。絵本の形をとった〈死〉の物語は静かで、やさしくて、やはりちょっと哀しかった。しばらく前からアヒルさんは、誰かが自分の後にいる気がしていました。一輪のチューリップを携えた死神さんは言いました。「あなたが生まれてからずっと、そばにいたのよ」。二人は友だちにはならなかったけど、隣人として過ごしました。アヒルさんの疑問に死神さんは自分の知っている事を話しました。知らない事は知らないと答えました。それでも、アヒルさんの心は穏やかになりました。2014/12/27

いちろく

52
紹介していただいた本。自分の側に居た死神が見えたアヒルと死神の物語。生と死は隣り合わせであり死に引きづられていく過程を描いている印象。抽象的な描写も少なくなく、何故?という疑問も頭の中から離れない。哲学的な由来なのか?心理学的な由来なのか?より知っている人がより深く理解出来ると思えるからこそ、私自身の無知がより際立つ。 2018/01/03

p.ntsk

44
死は誰にでもいつかはやってくるもの.。否応に関わらず避けて通れないもの。アヒルに寄り添う死神がそれを表しているようでした。 2016/08/29

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