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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
れに
1
前半は実際に自殺してしまった児童が残した遺書(未遂に終わった人もいる)が簡潔な現場の詳細や児童の状況と一緒に掲載されている。後半はいじめによる自殺を文部科学省や教育委員会の通達、訴訟の経過など新聞に公表されたものなどのまとめや統計データが載っている。一番驚いたのは小学校中学年という若さで自殺を決行した児童がそれなりにいたということ。その若さで死を考えなければいけないほどに思いつめられていたということに衝撃を覚える。遺書についてはほとんどが短文で逆に簡潔なものほど恨み、辛みなどの強い怨恨が感じとられた。2022/11/18
ロクゴー
0
前半の手記は、追い詰められて視野が狭くなってしまっている子どもたちの姿が見えてきた。後半の年表は、保護者vs学校。裁判に訴えているのも…医療訴訟と構図が同じ。まさに、大道廃れて仁義あり。当事者になった時に、どう対処できるか…。2009/10/24