くさいろのマフラー

くさいろのマフラー

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  • サイズ B5変判/ページ数 31p/高さ 25cm
  • 商品コード 9784794503770
  • NDC分類 E
  • Cコード C8793

出版社内容情報

絵本 小学低学年

北海道にすむコウくんのおとうさんとおかあさんは、初雪のふるころ、東京へ働きにいきます。「がまんするんだよ」と、おかあさんはくさいろのマフラーをあんで、首にまいてくれました。



感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ツキノ

12
小学2年生に読んだ本。「くさいろ」の文字を見て「くさい色?」と言った女の子がいたけれど、草色って耳慣れないか。たしかに。「しばれる」という北海道弁を解説、千葉ではそこまでは寒くないね、と話す。遅れてきた子がいて「〇〇くん、半分しか聞いてないよ」「まだ時間あるよ」と促されてもう一回読みましたw 草色はふきのとう色、春を告げる色。2017/02/14

ツキノ

6
小学2年生に読む本。初読。後藤竜二さんって北海道出身だったのか…2017/02/12

丘野詩果

5
北海道生まれの後藤さんならではの、春を待つ気持の強さがあらわれている。春になれば出稼ぎの両親が帰ってくる、待ちわびるせつないこどもの気持が抒情的に描かれている。2016/03/13

ヒラP@ehon.gohon

1
後藤竜二さんの最初の絵本だそうです。 そう言われてみると、他の後藤さんの絵本ほどインパクトがないのですが、後の絵本につながる原型と新鮮さがあるようです。 北海道の漁村の生活。雪のころになると両親は「出稼ぎ」に行き、残されたものの生活になります。 両親が帰ってくる春を待ちわびるコウちゃんは、お母さんの編んでくれた草色のマフラーをいつも着けていました。 草色は春の色。風に飛ばされてしまって、探し歩いて見つけたマフラーの下に春を見つけました。 両親が帰ってくる春です。 とても抒情的なストーリーでした。 2010/02/07

なおき

0
耐えることの美しさにじーんとした2021/11/04

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