内容説明
乳幼児期は、豊かな生活体験が大事だとはいうけれど、ほんとうにそれだけで大丈夫?かしこい子どもに育ってほしいと思うのは、親にも保育者にも共通のねがいだけれど。それでは、いったい日々のどんな活動のなかで、子どもは考え認識を深めるのか、どんな保育が子どもに考える力をつけるのか。現実をふまえ、いま、保育に生活に何が求められているかを、親と保育者がともに考えあうための1冊です。
目次
1 幼児の知性について―期待する・見とおす・明日の喜びに生きる能力(城丸章夫)
2 “知恵”をはかるものさしとは―子どもの認識の発達のプロセス(渡辺弘純)
3 就学前につけておきたい力―幼・小をつなぐ“ことば・文字”にふれて(豊丹生信昭)
4 幼児期の「知育」を考える―人間的なあたたかさと緊密に結んだ知の力を育てるために(茂木俊彦)
5 保育実践のなかの知育とは何か―まるごとの子どもをとらえる視点で(畑谷光代)
6 考える子どもを育てる保育
7 かしこい子どもを育てるために―いま、保育者に求められているもの(汐見稔幸)
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