創成社新書<br> 奪われる種子・守られる種子―食料・農業を支える生物多様性の未来

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創成社新書
奪われる種子・守られる種子―食料・農業を支える生物多様性の未来

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  • サイズ B40判/ページ数 223p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784794450456
  • NDC分類 615.23
  • Cコード C0236

内容説明

国や企業による独占から、種子の多様性を守る!タネの保存に取り組む、地域事例を紹介。

目次

第1部 タネと作物遺伝資源のちがい(種子が農家の手から奪われるとは;作物育種と農家によるタネの改良・継承)
第2部 ヨーロッパにみる品種と種子を守るしくみ(イギリスの公的ジーンバンクと市民組織による種子の保全;オランダにおける小規模種苗会社の役割と品種育成における農民の役割 ほか)
第3部 日本における協働による種子を守る活動としくみ(地方野菜品種のF1品種化―長野県在来かぶ品種「清内路あかね」事例から;品種か産地か―長野県在来ソバ品種“奈川在来”の葛藤)
第4部 奪われる種子と守られる種子 今後に向けて(途上国における農村開発と種子;種子と食の主権確立とその世界的連帯を目指して)

著者等紹介

西川芳昭[ニシカワヨシアキ]
名古屋大学大学院国際開発研究科農村・地域開発プログラム教授。1984年京都大学農学部農林生物学科卒業(実験遺伝学)。1990年バーミンガム大学大学院公共政策研究科開発行政専攻修了。農学博士(東京大学・国際環境経済論専攻)農業食料生物多様性管理・開発社会学・開発行政学専攻。国際協力事業団(現国際協力機構)、農林水産省、久留米大学等を経て現職

根本和洋[ネモトカズヒロ]
信州大学大学院農学研究科機能性食料開発学専攻助教。1995年信州大学大学院農学研究科園芸農学専攻修士課程修了。1997年岐阜大学連合大学院農学研究科博士課程中退。1992~94年ネパール農業省農業研究所(青年海外協力隊)。2002~03年オランダ・ワーゲニンゲン大学客員研究員。研究分野:植物遺伝育種学、民族植物学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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サカモトマコト(きょろちゃん)

1
農業において時代の変化とともに利用、栽培されなくなり消失していく種子や品種が増え生物多様性がグラつきつつある実態と自分たちの地域にある在来品種を守るための取り組みをしている団体や人を紹介している本。 大変面白かったです。2018/11/02

うたまる

0
植物の種子は誰のものか、についてのレポートだと思ってた。先進国が権利を独占し途上国を困らせている、という告発だと思ってた。しかし、内容はメインタイトルを離れ、サブタイトルの方が相応しくなる。即ち、失われつつある在来種の見直しや保存の取り組みについての各国の最新レポートとなるのだ。第一章の「1980年代まで、途上国の農民は育種素材をほとんど見返りなしに先進国へ提供してきた。先進国の育種家たちは、この遺伝資源を利用して品種を開発し、育種家の権利を主張して利益を保護されてきた」からぶれずに論を進めて欲しかった。2016/12/31

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