目次
第1章 学習のモチベーション―それぞれの学習動機
第2章 人が没頭するとき
第3章 内から湧き起こるもの
第4章 公平な評価を求めて
第5章 競争とモチベーション
第6章 満足できる職場、やる気の出る職場
第7章 年齢と創造性の関係
第8章 どうしてもやる気が出ない
第9章 チャレンジ精神の源
第10章 創造性とイノベーションを高めるインセンティブ・システム
付録 産学連携のモチベーション・マネジメント
著者等紹介
金間大介[カナマダイスケ]
2015年4月から東京農業大学国際食料情報学部国際バイオビジネス学科准教授。2015年3月まで北海道情報大学経営情報学部先端経営学科准教授。横浜国立大学工学部卒、同大学院物理情報工学専攻博士課程修了(博士(工学))。(独)新エネルギー・産業技術総合開発機構、文部科学省科学技術・学術政策研究所研究員、北海道情報大学准教授を経て、2015年4月より現職。専門は技術経営論、イノベーション政策論、産学連携論、知財マネジメントなど(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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スパイス
3
「先生、どうか皆の前でほめないで下さい」を読了。 新刊のため読書メーターにいまだないので、代わりにここに感想をメモ。 最近の若者には下記のような特徴がある。 ・自己肯定感が低い ・指示待ち、自分の意思がない ・横並び主義 ただこれらの特徴は最近に始まったことではなく昔からある日本人の特徴だそう。個人的にはSNSの発達、様々なサービスの高度化もこれを助長していると思う。 筆者は若者に対して、学ぶこと(皆がやってるから、学歴が得られるからといった理由からではなく)を勧めている。 いい本だなと思った。2022/03/21
すみす
1
モチベーションについての過去から現在にわたる研究成果を、ショートストーリーと共に非常に分かりやすく纏めてくれた一冊。まだ因果関係が定まっていないサンプリング調査の結果等について、著者自身の見解を述べてくれているのも面白い。私自身知らなくて勉強になったことを本書からひとつ挙げると、有能感と競争意識との成果における因果関係についてで、有能感があって競争意識の低い人が一番成果を挙げ、どちらも低い人が一番成果が低いという研究成果であり、即仕事に生かせる知識を身に付けることができた。何回も読みなおしたい一冊。2023/10/14
ミッドナイトサン
0
心理学のモチベーションに関する理論を広く浅く解説してくれる、中々おもろい内容やったな。 マズローの5段階ぐらいは知ってたけど、色々な考え研究があるものなのだなと。 「デシの自己決定理論」「ミハイのフロー理論」「マクレランドの欲求理論」「アダムスの公正理論」「ブルームの期待理論」この辺はなんとなく覚えておきたい。 後は満足要因と不満足要因は独立してる(ことが多い)のは留意しておきたい点。 とは言えJTCの中で自分と部下の内発的要因を高めるのはむずいでゴザルの巻。2025/06/14