市場の制度的進化―流通の歴史的進化を中心として

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  • サイズ A5判/ページ数 224p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784794424310
  • NDC分類 675.02
  • Cコード C3034

内容説明

「市場」に焦点をおいて流通の歴史的な動態を検討。具体的市場すなわち「市場(いちば)」、「取引」に視点をおいて、それにかかわってきた商業や商人の役割の変化を歴史的にみることによって、市場変化の普遍性の論理を追求する。

目次

序章 市場の社会的価値(流通の制度化と市場;経済活動における生産・流通・消費とその変動 ほか)
第1章 市場と流通制度(流通制度の枠組みと構造;市場と取引様式 ほか)
第2章 市場と商人のエートス(商業の出現と社会的評価;商人の出現とその社会的評価 ほか)
第3章 劇場としての市場(古代の市場―宗教的・政治的な装いをもった市場;中世の市場―貨幣と商人の活躍の舞台へ ほか)
第4章 市場倫理とソーシャル・マーケティング(取引様式の変化と倫理;現代の取引問題の出現 ほか)
結章 結びと課題

著者等紹介

白石善章[シライシヨシアキ]
1934年神戸市生まれ。神戸大学教育学部・経営学部2部卒業。神戸大学大学院経営学研究科(商学専攻)修士課程・博士課程修了。神戸大学博士(商学)。福岡大学、西南学院大学、流通科学大学、熊本学園大学等の教授を経て、流通科学大学名誉教授、地域ブランド研究会顧問、中小企業マーケティング研究会顧問、神戸市大規模小売店舗等立地審議会会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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