こちらの商品には新版があります。
目次
第1部 消費者行動の理論(マーケティングと消費者行動;消費者行動研究の系譜;消費者行動の経済学的アプローチ;消費者行動の社会学的アプローチと心理学的アプローチ;消費者行動の文化論的アプローチ;消費者行動のプロセス;消費者行動の統合的分析枠組み)
第2部 消費者行動の実相(消費者行動の実態分析;消費者の意識変化と消費動向;消費者行動と消費者問題)
著者等紹介
松江宏[マツエヒロシ]
愛知大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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burkett
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久しぶりに良書に出会った。この本を読む前に、消費者行動を理解する切り口を個別に解説した本を読んでいたが、その本では知識が納得と共に入ってこなかった。この本は理解でき、記憶も定着しやすい気がする。というのも、時代背景を丁寧に捉えた上で、うまく話を展開している。マーケティングの変遷の解説から始まり、時流が分かる。その知識によって、消費者行動の研究がどう進んできたのかも吸収しやすくなっている。時代のトレンド、当時の需要と供給などは、研究全体の遷移把握に有用だ。マーケティングが学際的な分野であることも理解できた。2010/10/07