内容説明
本書では、企業経営を行うに当たり、最低限必要な基本的な理論や考え方を整理してみました。また、１９８０年代のバブル期に学生だった人たちやもっと若い世代の人たちに当時の企業の財務行動とその失敗例などを紹介することで、同じ過ちを繰り返さないようにとの配慮から、１９８０年代以降からこれまでの企業財務のあり方を歴史的に紹介しています。
目次
第１章 経営財務を学ぶ上での基本的な概念整理
第２章 財務諸表の基礎知識と財務分析
第３章 経営財務の基礎とコーポレート・ファイナンス
第４章 投資の基礎概念
第５章 資金調達と資本構成
第６章 わが国企業の資金調達の歴史
第７章 経営財務の新しい枠組み
著者等紹介
中井誠［ナカイマコト］
１９５７年大阪市生まれ。高校（交換留学）・大学とアメリカで学び、早稲田大学大学院修了。商社勤務の後、１９８６年に大和証券に入社、大和総研経済調査部主任エコノミスト、大和証券引受審査課長を歴任、１９９９年３月大和証券退職。１９９９年４月から甲子園大学で教鞭をとる。現在、甲子園大学経営情報学部及び大学院経営情報学研究科助教授。大学では、経営財務論、金融システム論、国際経営論、専門演習、大学院では、企業財務特論、特別演習などの講義及びゼミを担当している。ＭＢＡ（青山学院大学大学院）、近畿税理士会会員
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