内容説明
21世紀の少子・高齢社会において、中心市街地の地域商業集積の担うべき役割は、高齢者にとって暮らしやすい生活環境の形成、消費者に対する商品・サービスの安定供給、既存の投資を活用した環境負荷の小さな街づくり等の分野で大きなものがある。本書は、こうした重要な役割を担う商店街・地域商業集積の再活性化、すなわち経営革新の具体策について多方面から論述したものである。
目次
第1章 商店街の現状と課題
第2章 街づくり3法と地域商業集積の活性化
第3章 若者と商店街
第4章 若者の商店街診断レポート
第5章 商店街と地域活性化
第6章 地域共通商品券の効果と今後の課題
第7章 地域振興券の実証的研究
第8章 変革時代における中小小売業の経営戦略
資料編 大規模小売店舗を設置する者が配慮すべき事項に関する指針
著者等紹介
酒巻貞夫[サカマキサダオ]
1947年埼玉県に生まれる。1972年新潟大学人文学部人文学専攻科修了。現在、浜松大学経営情報学部助教授。中小企業診断士。1級販売士。社会保険労務士。行政書士。平成7年度全国中小企業診断研究会中小企業庁長官賞、優良中小企業診断士中小企業庁長官賞、中小企業懸賞論文本賞、平成9年度中小企業研究奨励賞受賞
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