内容説明
本書は、混合経済体制としての現代資本主義のもとでの流通部門をめぐる諸問題を理論的・実証的に分析するとともに、現代流通の潮流と課題について立ち入った考察を加えたものである。
目次
第1編 現代流通の基礎(独占段階における産業と商業の相克;商業独占 ほか)
第2編 流通部門の構造(日本市場の特質と制度的基盤;流通機構の構造変化と社会経済的環境)
第3編 日本型流通システム(日本型流通システムの概念;日本型流通システムの問題点と改善方向)
第4編 流通分野の動向(現代のわが国における中小小売業の存続・発展の論理;商店街の組織特性と活性化の方向性)
第5編 流通機構の活性化(大型店調整と街づくりの方向;ドイツにおける商業調整と都市計画)
著者等紹介
西島博樹[ニシジマヒロキ]
1960年長崎県生まれ。2000年久留米大学大学院比較文化研究科博士課程修了。現在、久留米大学講師。専攻、流通論
張在華[ZhangZaihua]
1966年吉林省生まれ。2000年久留米大学大学院比較文化研究科博士課程在籍。現在、長崎国際大学講師。専攻、流通システム論
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