目次
プロローグ 簿記を知ることによる成功体験
第1部 簿記のススメ(教養としての簿記;自分のお金のマネジメント;他人のお金のマネジメント;会社のお金のマネジメント;国民皆簿記への提言)
第2部 簿記教育のむかし(簿記教育の淵源;大正期の簿記教育;昭和初期の簿記教育;新制中学の簿記教育)
第3部 簿記教育のいま(商業高校の簿記教育;米国における現在の簿記テキスト;日本における現在の簿記テキスト;コンピュータと簿記教育)
著者等紹介
上野清貴[ウエノキヨタカ]
中央大学商学部教授。博士(経済学)。1980年神戸大学大学院経営学研究科博士後期課程単位取得。同年九州産業大学経営学部専任講師、のち助教授、教授、長崎大学経済学部教授を経て、2008年より現職。税理士試験委員、日本会計研究学会理事、日本簿記学会理事、国際会計研究学会理事を歴任。著書に『会計利益測定の構造』(同文舘、1993年、日本公認会計士協会学術賞受賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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とこまた
3
2012年初版発行とは思えないシンプルなタイトル、地味な装丁、書店店頭ならばまず間違いなくスルーしてしまったに違いない。しかし、本書冒頭から掲げられた「国民皆簿記教育を目指」すという高い志と、現代社会での簿記の「役立ち」を示される真摯な語り口に、静かだが熱い思いを感じ、読んでいるこちらの芯にも確かなチカラをいただいた思いで読み終えた。私自身がこれまで検定試験に現れる簿記会計にとらわれすぎてしまっていた。ここから先の簿記教育が一体どうなるのかはわからんけど「簿記の役立ち」は変わらぬこと。是非一読してみてほし2014/09/22
ゆうやけPC
0
簿記もさることながら総合的なマネー・リテラシーが必要だと思う2017/08/21
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