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内容説明
かの高名な詩人の秘められた職業はアダルトショップの店長だった。詩人店長の垣間見たおもしろうてちょっと哀しいうちあけ話。
目次
オレンジ園への就職
先輩薬剤師にしごかれる
壮観！ビックリ商品
昼下がりの電話魔
カストロかスカトロか
大物歌手の嘆き
スワッピングへの誘い
バイブを買い求める女たち
戻ってきた女
縄好きの女
万引き公務員
女装の人びと
テレビ局の注文
酔ったＯＬ集団
どこかで見た女
そこは倉庫です
オレンジ園人か猿人か
男はつらいよ
妊婦のための相談窓口
なにわのＯＬ・オーえらいこっちゃ
医療器具マニア
銀座ママの宣言
株屋さんは哀し
ダッチワイフ評論家
哲学的中退〈店員群像〉
努力の研究者現れる
清涼飲料水はダメ
Ｍ美女の早わざ
世にも従順な女性
カップル誕生
男に惚れられて
まとわりつく露出狂紳士
作家の休日
アナウンサーの素顔
オレンジ園よ グッバイ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Kazuo Ebihara
1
1985年当時、失業状態にあった詩人の著者は、 ニュー新橋ビル近くの薬局兼アダルトショップ「オレンジ園」で働くことになった。 10年あまり勤めた中で出逢った 多様な性癖を持つ人びとの物語。 当時の社会風俗に新橋界隈の状況を絡めた 実録ルポのような艶笑噺ショートショート集。 「オレンジ園」って、新橋の裏通りに本当にあったのかなぁ。2023/04/18
