出版社内容情報
運動するとき、人間の体のなかでは何が起こっているのか?
心臓・肺・肝臓・腎臓・胃腸など基礎となる臓器の役割から、
乳酸やホルモンのはたらき、エネルギー代謝のしくみ、
低酸素トレーニングの効果まで、
最新の知見をもとに対話形式でやさしく解きほぐす一冊!
◇「まえがき」より◇
トレーニングの方法などを述べた書籍や情報はたくさんありますが、そもそも私たちは自分自身のカラダ(身体)について、きちんと理解できているのでしょうか。自分の身体や健康について、運動によって私たちの身体のなかで起こる変化について、学ぶ機会があったでしょうか。
私は学生時代、大学では健康科学を専攻していました。若いときに、自分の身体や健康について広く学ぶ機会があったことは、その後の長い人生においてとてもラッキーなことだったのかもしれません。今でも自らの心身の健康について、自分と相談しながら生きることができています。同様に、本書を手に取られた方にとって、各章ごとの内容が自分自身の身体や健康、そして運動について考えるラッキーな機会になればと願っています。(中略)
アスリートでも一般の方でも、まず「ヒトとしての健康」が基盤になります。そのうえで、運動やトレーニングは、競技能力をあげるために有効であり、ヒトの健康を高めるためにも有効であるという事実を、本書を通じて知ってもらえたらと期待しています。アスリートをはじめ多くの方にとって、運動生理学が実用的で有効で、それでいてとても奥が深い学問だと知ってもらえますように。
【目次】
Chapter0 今、運動生理学が面白い!
・運動生理学への誘い
・「運動生理学」ってどんな学問?
Chapter1 運動生理学の基礎・基本
・心臓を知る
・肺を知る
・肝臓を知る
・腎臓を知る
・胃腸を知る(胃)
・胃腸を知る(腸)
・脾臓・胆嚢・膵臓を知る
・ホルモンを知る
Chapter2ヒトのからだの不思議を紐解く(エネルギー代謝を理解しよう)
・エネルギー代謝と競技特性
・練習の積み重ね=エネルギー代謝
・「限界」を探求する
・「限界」の観点から見たスポーツの面白さ
・乳酸は名脇役!?
・乳酸再考
・疲労を正しく理解する:その1
・疲労を正しく理解する:その2
Chapter3スポーツ・健康と運動生理学
・フィジカルとパフォーマンスを「つなげ」「整える」
・長距離ランナーにおける筋トレの有効性
・高地・低酸素トレーニング最前線:その1
・高地・低酸素トレーニング最前線:その2
・スプリント持久力:高強度運動を反復する能力
・子どもとスポーツ:発育・発達期の適切な運動量とは
・運動生理学というフィルターを通して見た東京2025世界陸上
・何歳になっても健康でいるための取り組み:その1
・何歳になっても健康でいるための取り組み:その2
内容説明
運動するとき、人間の体の中では何が起こっているのか?心臓・肺・肝臓・腎臓・胃腸など基礎となる臓器の役割から、乳酸やホルモンのはたらき、エネルギー代謝のしくみ、低酸素トレーニングの効果まで、最新の知見をもとに対話形式でやさしく解きほぐす一冊!
目次
0 今、運動生理学が面白い!(運動生理学への誘い;「運動生理学」ってどんな学問?)
1 運動生理学の基礎・基本(心臓を知る;肺を知る ほか)
2 ヒトのからだの不思議を紐解く(エネルギー代謝を理解しよう)(エネルギー代謝と競技特性;練習の積み重ね=エネルギー代謝 ほか)
3 スポーツ・健康と運動生理学(フィジカルとパフォーマンスを「つなげ」「整える」;長距離ランナーにおける筋トレの有効性 ほか)
著者等紹介
榎木泰介[エノキタイスケ]
大阪教育大学准教授。1976年生まれ(大阪市阿倍野区)。1999年大阪教育大学卒業、2005年東京大学大学院 総合文化研究科 生命環境科学系修了。博士(学術)。2003年 ゲルフ大学(カナダ)留学後、2004~08年 国立スポーツ科学センター(JISS)スポーツ科学研究部研究員(生化学研究室)、2007~08年 女子美術大学非常勤講師等を経て、2009年大阪教育大学講師。2016年より現職。JISS在職中はトップアスリートの生化学的分析、コンディション調整や体重増減の身体への影響などの国際競技力向上に貢献する調査、研究を行う。現在は応用健康科学、運動生理・生化学等を専門に研究、講義を行うほか、同学アメリカンフットボール部顧問を務め、医科学トレーニングや技術指導にも尽力している。また、JISSや岐阜県高山市と連携したアスリートの高地トレーニングの生理学的調査を定期的に行うなど、スポーツ現場での研究活動も豊富(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。



