出版社内容情報
空がときに見せる、
すばらしい色、かたち、輝き。
美しい写真とともに、その科学を解説。
見上げればいつもそこにある空が、時折、驚くような美しさや、不思議な姿を見せることがある。数十年にわたって、そのような「すばらしい空」を追い求めてきた著者が撮影した、珠玉の写真40点あまりを、見開きに1点ずつ掲載。それら空の現象の科学を解説する。
◎感動の「空コレクション」
前線通過の雲
――文字通り「線」状の雲が迫ってくる
ブルースターター
――雷とともに雲上で起こる発光現象
煙と熱積雲
――雲の科学的分類に新しく加わった雲
立山連峰と大きな虹
――神聖な山での神秘的な虹との出会い
グリーンフラッシュ
――太陽が沈みきる瞬間に見える緑の光
月虹
――月夜で雨のときにしか見られない
富士山から見た落雷
――雷を見下ろす不思議な光景
皆既月食中の天王星食
――太陽と地球と月と天王星が直線上に
飛行機から撮影したオーロラ
――スマホできれいに撮れることもある
ロケット雲と富士山
――日没後、高度数十kmで輝いた光の帯
流星痕
――空に浮かぶ光のすじが曲がりくねる
青天の霹靂
――晴れた空の下でも落雷は起こる
…………ほか
内容説明
見上げればいつもそこにある空が、時折、驚くような美しさや、不思議な姿を見せることがある。数十年にわたって、そのような「すばらしい空」を追い求めてきた著者が撮影した、珠玉の写真40点あまりを、見開きに1点ずつ掲載。それら空の現象の科学を解説する。
目次
第1章 雲・雨・雪・雷(五重の笠雲 五重塔のような雲を生んだ風の正体;雲海と地球影とビーナスベルト 地球が丸いからこそ見られる現象;笠雲の夕焼け 雲に赤いリングができたのはなぜ? ほか)
第2章 不思議な光・光の不思議(立山連峰と大きな虹 神聖な山での神秘的な虹との出会い;ウユニ塩湖の積乱雲 湖が波ひとつない水鏡となる理由;グリーンフラッシュ 太陽が沈み切る瞬間に見える緑の光 ほか)
第3章 高い空・月・太陽・宇宙(空に広がるオーロラ オーロラが近づいて去っていくまで;夜光雲 地球大気の変化を表す雲;スプライト 落雷時に数十km上空で光る「妖精」 ほか)
著者等紹介
武田康男[タケダヤスオ]
1960年東京都生まれ。東北大学理学部卒業。元高校教諭、第50次南極観測越冬隊員。大学で客員教授、非常勤講師として、地学を教えている。気象予報士。空の写真家、空の探検家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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