出版社内容情報
「今回はすばらしい旅をしています。私は日本と日本人に魅了されています。
あなたもきっとそう感じることでしょう。しかもこういう船旅は、
思案する人にとってはすばらしい時間です」
(ニールス・ボーアへ シンガポール近くにて、1923年1月12日)
ノーベル物理学賞受賞の前後、アインシュタインは
日本、パレスチナ、スペインを相次いで訪れた。
本書はその旅の期間中に本人が書き記した日記・手紙を網羅した一冊で、
公開を意図せず綴られた日記には特に日本についての好意的記述が目につく。
偉大な科学者が遺した貴重な記録。
内容説明
「今回はすばらしい旅をしています。私は日本と日本人に魅了されています。あなたもきっとそう感じることでしょう。しかもこういう船旅は、思案する人にとってはすばらしい時間です」(ニールス・ボーアへ シンガポール近くにて、1923年1月12日)ノーベル物理学賞受賞の前後、アインシュタインは日本、パレスチナ、スペインを相次いで訪れた。本書はその旅の期間中に本人が書き記した日記・手紙を網羅した一冊で、公開を意図せず綴られた日記には特に日本についての好意的記述が目につく。偉大な科学者が遺した貴重な記録。
目次
歴史への手引き(本書について;この旅日記について;この旅行の背景 ほか)
旅日記―日本、パレスチナ、スペイン 一九二二年一〇月六日~一九二三年三月一二日(日本人は自国と自国民を愛している;私の旅はシオニスト運動のために利用されようとしている;日本人の純粋な心は他のどこの人々にも見られない ほか)
テキスト補遺(山本実彦より;アインシュタインの訪日旅行開始日(一九二二年九月二九日)に行なわれた会話についての報告
シンガポールでの歓迎会のスピーチ ほか)
著者等紹介
アインシュタイン,アルバート[アインシュタイン,アルバート] [Einstein,Albert]
ドイツ生まれの理論物理学者。1879年3月14日生まれ。チューリヒ工科大学を卒業後、ベルンで特許局技師として働きながら研究を続け、1905年に特殊相対性理論など画期的な3論文を発表。1916年には一般相対性理論を発表。1921年度のノーベル物理学賞を受賞。1955年4月18日死去
ローゼンクランツ,ゼエブ[ローゼンクランツ,ゼエブ] [Rosenkranz,Ze’ev]
カリフォルニア工科大学アインシュタイン・ペーパー・プロジェクトのアシスタントディレクター。メルボルン出身。ヘブライ大学のアルバート・アインシュタイン・アーカイブと共同でアインシュタイン・アーカイブ・オンラインを設立
畔上司[アゼガミツカサ]
1951年長野県生まれ。東京大学経済学部卒。2022年没。ドイツ文学・英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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