草思社文庫<br> 砂と人類―いかにして砂が文明を変容させたか

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草思社文庫
砂と人類―いかにして砂が文明を変容させたか

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  • サイズ 文庫判/ページ数 440p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784794226723
  • NDC分類 569.8
  • Cコード C0120

出版社内容情報

私たちが日常で利用する建物、通勤する道路、携帯電話、シェールオイル……
現代文明に必要不可欠なこれらのものはすべて「砂」なくして存在しえない。
このあまりに身近ゆえに普段は意識さえしない小さな物質は、
実際には世界で最も消費されている物質であり、
もはや人類は砂なしで生きていくことはできない。
しかしその砂は、今や過剰な利用により、地球から姿を消そうとしているのだ。
その砂と人間の長きにわたる関係、特に砂なくしてはあり得なかった近代の発展
――20世紀のコンクリートの発明と、21世紀のデジタル技術――を詳細に解明し、
砂と人類の行く末を見つめる。

内容説明

私たちが日常で利用する建物、通勤する道路、携帯電話、シェールオイル…現代文明に必要不可欠なこれらのものはすべて「砂」なくして存在しえない。このあまりに身近ゆえに普段は意識さえしない小さな物質は、実際には世界で最も消費されている物質であり、もはや人類は砂なしで生きていくことはできない。しかしその砂は、今や過剰な利用により、地球から姿を消そうとしているのだ。その砂と人間の長きにわたる関係、特に砂なくしてはあり得なかった近代の発展―20世紀のコンクリートの発明と*

目次

世界で最も重要な固体
第1部 砂はいかにして20世紀の工業化した世界をつくったのか(都市の骨格;善意で舗装された道はどこに続くのか;なんでも見えるようにしてくれるもの)
第2部 砂はいかにして21世紀のグローバル化したデジタルの世界をつくったのか(高度技術と高純度;フラッキングを推し進めるもの;消えるマイアミビーチ;人がつくりし土地;砂漠との闘い;コンクリートの世界征服;砂を越えて)

著者等紹介

バイザー,ヴィンス[バイザー,ヴィンス] [Beiser,Vince]
ジャーナリスト。『WIRED』『ハーパーズ』『アトランティック』『マザー・ジョーンズ』、そして『ニューヨーク・タイムズ』をはじめとする雑誌や新聞に寄稿している。カリフォルニア大学バークレー校の出身で、現在ロサンゼルスで暮らしている

藤崎百合[フジサキユリ]
高知県生まれ。名古屋大学の理学系研究科にて博士課程単位取得退学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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佐倉

8
砂と人類。そう言われても直感的にはピンと来なかったが、コンクリートとガラスは砂の加工品だし、半導体の加工のためには純度の高い石英が不可欠、石油やガスを採掘するフラッキングにも砂粒は使われている。そう聞くと現在の人類が如何に砂に依存しているかが分かる気がする。多くの人々が必要とする資源であり、その採掘のために環境破壊や公害、枯渇の可能性のみならず違法採取によるトラブル…時には殺人が絡む抗争まで多くの問題が存在するという。問題があると思って無かった部分に実は多くの問題がある、という盲点を突かれる読書だった。2023/08/14

mft

5
浜で戯れる砂ばかりでなく(それの問題も論じられるが)、コンクリートの材料として、ガラスの原料として、シリコンの供給源として、フラッキングを支える材料として、などと多方面に使われる砂の、歴史、採掘現場から将来展望など。全ての資源には、無尽蔵に思えた砂でさえも、限りがある2023/09/09

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