出版社内容情報
海と太陽、透明感、静寂、自由――
きらめく「ノスタルジック・プール」の世界へ。
北海道から沖縄、豪州(オーストラリア)まで…
本邦初!野趣あふれる海のプール遊泳記
海辺の岩場を掘ったり、海を必要最小限のコンクリートで囲ったりしてつくられた海のプール。
稀少種の「天然プール」であり、日本全国でおよそ二〇箇所現存する。
潮の満ち引きにより海水が自然に循環するプールで、その形状はみな個性的。
海の青とプールの水色のコントラストやその一体感は美しく、静寂と自由に充ちている。
海をこよなく愛する著者は、「はしご」するかのように全国すべての海のプールを巡る。
夏も冬も、悪天候の日も──
心の澱(おり)が洗い流され、生きる悦びが込み上げてくる、珠玉、異色の旅エッセイ。
【内容より】
●プール「はしご」旅──鴨ヶ浦塩水プール(石川)、間人親水プール(京都)
●ローカル線沿いのプール巡礼──千畳敷天然海水プール(青森)、侍浜海水プール(岩手)
●プール王国の島──海軍棒プール(南大東島)、塩屋海岸プール(同前)、沖縄海(北大東島)
●東京の島プール──乙千代ヶ浜(八丈島)、トウシキ遊泳場(大島)
●北海道の新旧プール──厚田海浜プール(石狩)、元和台海浜公園・海のプール(乙部町)
●真冬のプールへ──赤立神海水浴場(小宝島)、水無海浜温泉(函館) …etc.
内容説明
海辺の岩場を掘ったり、海を必要最小限のコンクリートで囲ったりしてつくられた海のプール。稀少種の「天然プール」であり、日本全国でおよそ二〇箇所現存する。潮の満ち引きにより海水が自然に循環するプールで、その形状はみな個性的。海の青とプールの水色のコントラストやその一体感は美しく、静寂と自由に満ちている。海をこよなく愛する著者は、「はしご」するかのように全国すべての海のプールを巡る。夏も冬も、悪天候の日も―心の澱が洗い流され、生きる悦びが込み上げてくる、珠玉、異色の旅エッセイ。
目次
第1章 海のプール 海岸編(プール「はしご」旅;ローカル線沿いのプール巡礼)
第2章 海のプール 離島編(海のプールとその周縁;プール王国の島;東京の島プール)
第3章 海のプール 新旧探訪編(消えた海のプール;北海道の新旧プール;鹿児島の絶景プール)
第4章 海のプール 番外編(一〇円プールと幻の温泉プール;真冬のプールへ;シドニー・プール紀行)
著者等紹介
清水浩史[シミズヒロシ]
1971年生まれ。書籍編集者・ライター。早稲田大学政治経済学部卒業。東京大学大学院修士課程修了(政治学)、博士課程中退(環境学)。大学在学中から国内外の海や島を巡る旅をつづける。テレビ局、出版社勤務などを経て独立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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