数学者たちの黒板

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数学者たちの黒板

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  • サイズ B5判/ページ数 240p/高さ 19X26cm
  • 商品コード 9784794226570
  • NDC分類 410.4
  • Cコード C0041

出版社内容情報

「数学が生み出されるところなら、必ずどこかに黒板があるだろう。?」?

数学といえば、抽象的な学問でいかにもデジタル化が進んでいそうに思えますが、実は数学者の多くにとって、黒板はいまでも数学のための最重要ツールであり続けています。黒板は数学と向き合い、数学者たちや生徒たちとつながり、数学の世界を拡張してゆくのに必要不可欠な存在なのです。そんな黒板に見せられた写真家が、フィールズ賞受賞者を含む100を超える数学者の板書を撮影し、その板書を描いた数学者による、数学と黒板への思いが綴られたエッセイを添えた本書。「数学の手触り」が感じられるような、唯一無二の、黒板×数学フォトエッセイ!

■登場する数学者
スン=ユン・アリス・チャン、アラン・コンヌ、ミーシャ・グロモフ、アンドレ・ネヴェス、カソ・オクジュ、ピーター・ショア、クリスティーナ・ソルマニ、テレンス・タオ、時枝正、クレール・ヴォイシンほか

■数学者たちの黒板に関するコメント
「その長い歴史にもかかわらず、黒板は、数学について考え、伝達するための比類なきテクノロジーだ 」
「私は黒板が絶対になくならないでほしい。もしそうなったら、数学にとって大きな損失になるだろう」
「黒板が私の人生を変えたと言っても過言ではない」
「黒板は、一人で作業するときには、とても便利なものだが、共同研究者と議論するときや授業では、欠かせないものになる」
「地球上から黒板がなくなるまで(いつになるか分からないが)、誰もが日本製の上質のチョークを常に持ち歩くべきだ 」
「ホワイトボードは私にとってそこまで魅力的ではない」
「寝室に黒板を備え付けるべきだと妻を説得し、実際にそうした 」

内容説明

なぜ数学者には黒板が必要なのか。フィールズ賞受賞者を含む数学者109人の板書の写真と、その黒板にまつわるエッセイを収録。数学者たちの黒板への情熱に溢れた、唯一無二の「数学エッセイ」×「黒板の写真」集!

著者等紹介

ワイン,ジェシカ[ワイン,ジェシカ] [Wynne,Jessica]
写真家、1972年生まれ。ファッション工科大学写真学科准教授。1999年にイェール大学芸術学部で修士号を、1994年にサンフランシスコ芸術学院で学士号を取得。自身の作品はモルガン・ライブラリー、サンフランシスコ近代美術館、カルティエ現代美術財団の永久コレクションに収蔵されており、ミラノ・トリエンナーレ、ホイットニー美術館、クリーブランド現代美術館、アートバーゼルなどで展示された

徳田功[トクダイサオ]
立命館大学理工学部機械工学科教授。筑波大学にて物理学専攻。東京大学にて博士号(工学)取得(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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kinkin

91
サブタイトルは「なぜ数学者には黒板が必要なのか。」世界の著名な数学者109人の板書に書かれた数式や???がエッセイとともに書かれている。私は中学の3年いや2年くらいで数学というものから脱輪したままだ。ここに出てくる数式や記号が一体何を意味するのか答えなのか全くわからない。わからないのが普通なのだろうか。しかし読んでいるうちにわらい笑いと眠気がどっと押し寄せる。なんとも不思議な本だ。黒板にチョークに黒板消しは世界で一番息のあった文具だと思った。図書館本(もうすこし安かったら欲しい)2024/02/06

やいっち

52
著者というか写真家のジェシカ・ワインについて: 「写真家、1972年生まれ。ファッション工科大学写真学科准教授。1999年にイェール大学芸術学部で修士号を、1994年にサンフランシスコ芸術学院で学士号を取得。彼女の作品は、(中略)「書籍にも収録されている。自身の作品はモルガン・ライブラリー、サンフランシスコ近代美術館、カルティエ現代美術財団の永久コレクションに収蔵されており、ミラノ・トリエンナーレ、ホイットニー美術館、クリーブランド現代美術館、アートバーゼルなどで展示された。」   2024/02/05

たまきら

37
推薦コーナーにて。「あれ?シュタイナーかな、ヨーゼフ・ボイスかな?」と近寄ってめくったら…なにこれ、美術作品じゃないの?数式の意味は詳しくはわかりませんが、様々な図式や図形には学者さんの思考が垣間見えるスケッチの多くは、美大出身者には現代アートにしか見えません。ただただめくっているだけでも楽しい一冊です。意味がわかる人に説明してもらいながら読んだらもっと面白いんだろうなあ…。2023/08/17

みなみ

24
数学者109人の板書の写真と、その黒板にまつわるエッセイを収録した本。ホワイトボードや電子的なスライドではなくて、黒板とチョークにこだわる理由について、読み進めるにつれて何となく理解できたような気がする。書かれている内容は一切分からないものの、数学の美しさに対する賛美や、数学に対する情熱を感じた。長らく黒板を見ていないので、懐かしく感じつつ読了。2024/12/27

丸々ころりん

14
設問を解き書きするとき,いかに無駄を省き,美しい数式を書くこと,数学者は追及している。 私の知る数学くんはホワイトボードを愛用しています。2024/03/30

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