川と人類の文明史

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川と人類の文明史

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  • サイズ 46判/ページ数 448p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784794226389
  • NDC分類 517.2
  • Cコード C0020

出版社内容情報

その力は、どんな道路よりも、どんなテクノロジーよりも、
どんな政治指導者よりも、私たちの文明を形づくってきた――。

河川がまったくなければ、世界は私たちにとって
認識しがたい姿となっていただろう
……私たちの定住パターンはまったく違う形で進化し、
農地や村がオアシスや海岸線にしがみつくような形になっていただろう。
戦争も違った形で進行し、国の境界線も今とは違うものとなっただろう。
今あるもっとも有名な都市はいずれも存在しなかっただろう。
今日の人類のあり方を決定づけている、世界的な人の移動や貿易も、
生まれることはなかったかもしれない。  
(本書より)

人類の暮らしを規定してきた河川の「見えない力」を
浮き彫りにする刺激的な文明論!

内容説明

その力は、どんな道路よりも、どんなテクノロジーよりも、どんな政治指導者よりも、私たちの文明を形づくってきた。川によって育まれた人類の歩みを多彩なエピソードと共に描く圧巻の読み物!

目次

第1章 川と文明
第2章 国境の川
第3章 戦争の話
第4章 破壊と復興
第5章 巨大プロジェクト
第6章 豚骨スープ
第7章 新たな挑戦
第8章 川とビッグデータ
第9章 再発見される川

著者等紹介

スミス,ローレンス・C.[スミス,ローレンスC.] [Smith,Laurence C.]
ブラウン大学のジョン・アトウォーター・アンド・ダイアナ・ネルソン環境学教授、および地球・環境・惑星科学教授。初の著書『2050年の世界地図』(邦訳はNHK出版より刊行)は、ウォルター・P・キスラー図書賞を受賞し、2012年の『ネイチャー』誌エディターズピックにも選ばれた。ダボスの世界経済フォーラムでの招待基調講演をはじめ、講演活動も頻繁に行なっている

藤崎百合[フジサキユリ]
高知県生まれ。名古屋大学の理学系研究科にて博士課程単位取得退学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

優希

43
川と人との関わりの歴史が様々な角度から述べています。問題提起しているのみのような気がしてなりません。2023/05/29

こだまやま

6
前半部、河川と人類の歴史は非常に面白く、地図帳片手に読み続けたくなる。地図帳代わりに今はスマホ。 後半部のビッグデータの辺りは少しわかりづらく、具体的な最新の研究内容をもっと知りたくなった。 川はどんな都市でも、その中心でシンボルであるように、人類の発展は河川の形成とともにあり、氾濫原の周りに人類は集まり恵みを受け、災害を繰り返し受け続けたのだろう。見事に農業も工業も河川ありきで発展してきたようで、人類の生息域は都市と河川なのだ。 日本人としては、他国と河川を共有するという感覚が一番わからない。2024/11/16

teddy11015544

6
河川と水にかかわる人類の歴史を多角的に描いています。特に戦争の歴史や政治に及ぼした影響は面白かった。なぜリベラルな政策は共和党から民主党に移ったのかなども水に関係していました。現在における水の調査と都市の再開発を含め、環境活動原理主義ではない、幅広い視点を持った科学者による著作でした。2023/05/05

mdoguti

5
川を『淡水の質量とエネルギーを物理的に集める途方もない装置』と捉え、その途方もない装置との、過去から現在そして未来の「つきあい方」の考察といえば適切か。個人的には、ビッグデータによる水文学の進化についての言及が、仕事と直接関連することもあり、刺激的であった。今すぐというのは無理であろうが、水文統計の新しい切り口により、より実態に即した河川行政のルール作りができればよいなあと思った次第である。2025/04/13

takao

1
ふむ2025/02/19

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