人はなぜ握手をするのか―接触を求め続けてきた人類の歴史

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人はなぜ握手をするのか―接触を求め続けてきた人類の歴史

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  • サイズ 46判/ページ数 224p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784794225979
  • NDC分類 389
  • Cコード C0039

出版社内容情報



エラ・アル=シャマヒー[エラ アル シャマヒー]
著・文・その他

大川 修二[オオカワ シュウジ]
翻訳

内容説明

時代が移り変わっても、“握手”は死なない―気鋭の古人類学者が、握手の起源から現代の握手事情まで古今東西の「握手史」を縦横無尽に考察した快作。

目次

第1章 握手の起源―握手はどこから来たのか
第2章 象徴としての握手―握手は何を意味するのか
第3章 指パッチンとペニス握手―握手・挨拶の多様な文化
第4章 握手のやり方―人類学者によるちょっと尖った指南
第5章 幸運の女神の御手―歴史に残る握手名シーン
第6章 不幸な運命の手―歴史に残る酷い握手
第7章 パンデミックと反握手―握手は最期を迎えているのか

著者等紹介

アル=シャマヒー,エラ[アルシャマヒー,エラ] [Al‐Shamahi,Ella]
ナショナルジオグラフィックの探検家にして古人類学者、進化生物学者、さらにはスタンダップ・コメディエンヌでもある。専門は洞窟、非友好的地域、紛争地域、不安定地域などの探検とネアンデルタール人。テレビ司会社としても活動し、TED 2019のスピーカーも務めた。また、世界最大の芸術祭エディンバラ・フェスティバル・フリンジでは、これまでに4回パフォーマンスを披露している。遺伝学、分類学、生物多様性の学位をもち、現在は古人類学の博士課程に在籍中

大川修二[オオカワシュウジ]
早稲田大学第一文学部(哲学専修)卒業。外資系企業勤務を経て1996年より翻訳活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

4fdo4

9
コロナ禍で握手を控えた時期に書かれた本。握手とはそもそも何だろうか。著者は26歳まで厳格なイスラム教の元で生活をしてきたイギリスの古人類学者である。握手は中世の騎士道が発祥で「武器を持っていない」事を相手に示す挨拶であり、握った手を振るのは「袖にも隠していない」という説を信じている人はいまだ多いらしい。私もそんな気がしていた。その辺をすべてひっくり返していく。握手に特化した本は初めて読んだ。とても興味深く読んだ2024/03/31

乱読家 護る会支持!

4
性愛感覚を感じる事が少ない、同性間でも異性間でも気軽に行える身体接触を伴うコミュニケーションの一つとして、「握手」の文化が人類に広まってようです。 ちなみに僕は、同性間の親愛のコミュニケーションとして、「お尻を触る」をよくやってしまうのですが(相手が嫌がらなければですが)、これも「握手」のようなものなのでしょうね。 知らんけど(笑)2023/02/14

takao

2
ふむ2023/05/16

亀山正喜

1
握手の深さを知ることができた。人間が知覚していると意識できるものは限られているのだろう。2024/04/12

お抹茶

1
コロナで「追放」された握手の歴史をユニークに語る。チンパンジーもボノボも握手をするので,700万年前から握手はあったのではないかと推測。握手文化の例外は極東の「触れない文化」で,握手しない理由として,古代の疫病の流行に対する文化的反応の名残りと著者は想像する。握手が禁止されたのはコロナが初めてではなく,黄熱,スペイン風邪,エボラ出血熱の時にも握手は禁止されたが,回復した。科学書というよりはエッセイに近い文体で,「DNAレベルで定着している握手文化」の強さを実感できる。2023/02/19

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