出版社内容情報
過酷な競技の果てに見つけた、走ることの意味。
長距離走競技の中でも特に過酷とされる「ウルトラトレイル・デュ・モンブラン(UTMB)」。
この精神も肉体も極限に追い込まれる競技で、
前人未到の5回の優勝を果たしたリジ―・ホーカー氏。
本書は、彼女が挑んだレースの記録と、それを通じて
「走ることの意味」を模索するようになる過程が語られます。
圧倒的に美しい山の自然と一体になりながら走ること。
女性ランナーとして名声を得ていく過程。
自分の存在意義を脅かす、大きな故障との戦い。
走ることは、自身と向き合うだけでなく、世界や他の人達と
つながる方法でもあることに気がつくまでの、挑戦と思索の物語。
内容説明
長距離走競技の中でも特に過酷とされる「ウルトラトレイル・デュ・モンブラン(UTMB)」。2005年、このレースに軽い気持ちで参加したリジー・ホーカー氏は、初挑戦にもかかわらず見事優勝を果たします。しかしそれは、UTMBでの5回の優勝を含む数々の超人的な記録の始まりに過ぎませんでした。長距離競技で圧倒的な記録を残すに至った彼女が、自身が挑んだレースの記録と、「走ることの意味」についての思索を語る、すべての「走る人(RUNNER)」のための物語。
目次
第1部 発見の旅(始まり;走る意味;極地とランニング ほか)
第2部 探索の旅(ヒマラヤに挑む;数々のレース;走ることと日常 ほか)
第3部 再発見と気づきの旅(故障と向き合う;体と心;居場所 ほか)
著者等紹介
ホーカー,リジー[ホーカー,リジー] [Hawker,Lizzy]
1973年イギリス生まれ。サウサンプトン大学で海洋物理学の博士号を取得。高低差8500m、155kmを走るUTMBで5回の優勝を収めるほか、IAU 100km世界選手権での優勝など、数々のレースでの受賞歴をもつ
藤村奈緒美[フジムラナオミ]
1973年生まれ。東京大学文学部言語文化学科卒。司書職を経て翻訳家となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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