草思社文庫<br> 誰が第二次世界大戦を起こしたのか―フーバー大統領『裏切られた自由』を読み解く

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草思社文庫
誰が第二次世界大戦を起こしたのか―フーバー大統領『裏切られた自由』を読み解く

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  • サイズ 文庫判/ページ数 246p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784794224866
  • NDC分類 209.74
  • Cコード C0122

出版社内容情報

元アメリカ大統領が生涯をかけて記録した大戦の真実とは?翻訳を手掛けた歴史家がまったく新しい第二次世界大戦の見方を提示。

内容説明

ヒトラー、チャーチル、ルーズベルト…戦争を欲していたのは誰だったのか?日米開戦の悲劇はなぜ避けられなかったのか?大著『裏切られた自由』を翻訳した歴史家が、同書の記述をもとに新解釈の「日米戦争史」を提示。

目次

第1章 ハーバート・フーバーの生い立ち(少年時代;スタンフォード大学時代、豪州での経験 ほか)
第2章 『裏切られた自由』を読み解く―その1:共産主義の拡散とヨーロッパ大陸の情勢(「編者序文」を読み解く:なぜ出版が遅れたのか、歴史修正主義とは何か;ルーズベルト外交の最初の失敗、ソビエトの国家承認 ほか)
第3章 『裏切られた自由』を読み解く―その2:チェンバレンの「世紀の過ち」とルーズベルトの干渉(ルーズベルトの尻尾が見えた「隔離演説」;行動を起こしたヒトラー(ズデーテンラント併合とミュンヘン協定;チェコスロバキアの自壊) ほか)
第4章 『裏切られた自由』を読み解く―その3:ルーズベルトの戦争準備(中立法修正、干渉主義の最初の勝利;国民世論工作 ほか)
第5章 連合国首脳は何を協議したのか(二回のワシントン会談―対独戦争優先の決定、原爆開発;カサブランカ会談―無条件降伏要求 ほか)

著者等紹介

渡辺惣樹[ワタナベソウキ]
日米近現代史研究家。北米在住。1954年静岡県下田市出身。77年東京大学経済学部卒業。30年にわたり米国・カナダでビジネスに従事。『日米衝突の萌芽1898‐1918』で第22回山本七平賞奨励賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

absinthe

99
フーバー大統領著『裏切られた自由』の副読本。第二次世界大戦はチャーチルとルーズベルトが引き起こしたと断罪する本。彼は反共思想が強いようで全書に一貫している。米国は戦争仲裁に専念すべきで、ナチスと共産主義をそのまま戦わせ共倒れさせた方が良いと訴えた。ポーランドに同じく侵攻したナチスとソ連。ナチスには宣戦布告、ソ連とは同盟というチャーチルのダブスタを批判。ルーズベルトはとにかく共産主義を知らず、スターリンの虚言を一方的に鵜呑みにした。2025/01/23

ぴよこ

32
かなり、読むのに時間がかかってしまったが、読んでよかった。 本当は「裏切られた自由」を読みたかったけど…ちと、高価で…諦めた。 読んでよかった。2022/01/14

yurari

4
鉱山開発の技術者だったフーバー元大統領。大戦期、休戦後の混乱期に食糧支援事業を手掛け、ヨーロッパ各国首脳との人脈を構築。政治家の経験はないが、実業界から行政官に転じ、商務長官、大統領と出世する。「財政赤字を作りながら不況を克服できない無能な大統領」とのレッテルを貼られたそうだが、本書からフーバーがバランス感のある冷静なリーダーであったことが伝わってきた。 /フーバーは大統領時代に給与をもらわなかった。十分すぎるほどの富を築き、ビジネスの成功を可能にしてくれた母国アメリカに感謝した/2022/05/20

hornblend

2
勝者によって歴史は作られるという言葉をあらためて思い知らされる内容だった。 チャーチルやルーズベルトそしてスターリンがいかに自分勝手に、そしていとも簡単に他国の未来を決めてしまったのかについても驚かされた。フーバー元大統領の著書を参考にしているため全てが真実とも言えないが、再び不安定な世界情勢を迎えている今知っておくべき内容なのかも知れない。2021/09/11

もちもち

2
『裏切られた自由』は気になるけど、分厚く上下巻でしかも価格も庶民には高い。 しかしこの本は文庫本の価格で充実の内容。 歴史にifはないとは言うが、フーバーが2期以上の任期を務め、ソ連を連合国に入れなかったら今の世界はどうなっていたかが気になる。2021/02/23

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