草思社文庫<br> 富嶽〈下〉―幻の超大型米本土爆撃機

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草思社文庫
富嶽〈下〉―幻の超大型米本土爆撃機

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  • サイズ 文庫判/ページ数 448p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784794224491
  • NDC分類 538.7
  • Cコード C0121

出版社内容情報

山積する難題、枯渇する資材、そして悪化する一方の戦局にあって、
どうにか昭和20年の初飛行への計画が立てられた。
だがそれを待たず開発中止命令が下される。そして敗戦。
関係書類はすべて焼却され、中島飛行機は終焉を迎えた。
――幻に終わった「富嶽」計画とは何だったのか。
その開発にあたった技術者たちはどんな思いを抱いていたのだろうか。

「日本の近代化、工業化をひたすら担い、黙々と支えてきた技術者が、
追いつめられた状況下で、実現不可能ともいえる大計画を前に、
『国家の命運がかかっている』といい渡されたとき、それを どのように受けとめ、
どんな思いを抱きながら取り組んでいったのだろうか(略)
それはあたかも現代の〝技術大国日本?を担っている技術者たちの
日常の仕事を極限化した姿ではないだろうか」(あとがきより)。

内容説明

山積する難題、枯渇する資材。悪化する一方の戦局下、軍部は開発中止を命じる。そして敗戦。関係書類はすべて焼却され、中島飛行機はその終焉を迎えた―。幻に終わった「富嶽」計画。その開発技術者たちはどのような思いを抱いていたのだろうか。関係者への取材と資料検証を通じてその実相に迫った傑作。

目次

第6章 Z機計画と『必勝戦策』(難航する軍首脳への説得;Z機基本設計作業 ほか)
第7章 B29 vs Z機=「富嶽」(急進展するB29の開発;米本土爆撃実施案の全貌 ほか)
第8章 「富嶽」の終戦(五千馬力エンジンへの挑戦;「富嶽」計画スタート ほか)
第9章 中島飛行機の終焉(成都から飛び立つ「超空の要塞」;“神風”に託す風船爆弾 ほか)
終章 なぜ「富嶽」だったのか(航空技術の温存を考えて;中島知久平は、なにゆえにかくも… ほか)

著者等紹介

前間孝則[マエマタカノリ]
ノンフィクション作家。1946年生まれ。石川島播磨重工の航空宇宙事業本部技術開発事業部でジェットエンジンの設計に20余年従事。退職後、日本の近現代の産業・技術・文化史の執筆に取り組む(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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