出版社内容情報
私たちは、自分自身の身体に手を当て、撫でさすり、皮膚を手で刺激することで感覚を覚醒させ、「体」を「心」へとつなげ、さらには「頭」と「心」をつなげようと無意識のうちにしているのである。「手当て」の原点は、人間が自然にしている、手を使って全体のつながりを回復させようとする行為にある。(本文より)自分の体にふれ、他人とふれあうことが、心と体のバランスを取り戻し、心身を健康にするために最も有効である。痛み、疲労、不安、抑うつ、PTSD、高血圧、孤独感……現代人の心身の不調は「手」で癒せる!
<目次より>
1章 手の治す力、癒す力
2章 手は第二の脳
3章 手を当てるとなぜ心身が癒えるのか
4章 「ふれあい」が深い絆をつくる
エピローグ 手の力で人はよみがえる
1章 手の治す力、癒す力
2章 手は第二の脳
3章 手を当てるとなぜ心身が癒えるのか
4章 「ふれあい」が深い絆をつくる
エピローグ 手の力で人はよみがえる
山口 創[ヤマグチ ハジメ]
著・文・その他
内容説明
ふれる、なでる、さする。手の力で人はよみがえる。テレビ出演でも話題の身体心理学者が医療の原点「手当て」の驚くべき有効性を最新の科学的知見をもとに明らかにする。
目次
1章 手の治す力、癒す力(医療の原点「手当て」;壁画に残された無数の手の跡 ほか)
2章 手は第二の脳(手は脳の出先器官;身体と心の関係 ほか)
3章 手をあてるとなぜ心身が癒えるのか(「手当て」のメカニズム;哺乳類が記憶する母親から“舐められた”感覚 ほか)
4章 「ふれあい」が深い絆をつくる(「絆ホルモン」オキシトシンの不思議;親子のスキンシップ ほか)
エピローグ 手の力で人はよみがえる(全身の筋肉を緩め、身体感覚を取り戻す;脳ではなく皮膚で考える ほか)
著者等紹介
山口創[ヤマグチハジメ]
桜美林大学教授。早稲田大学大学院人間科学研究科博士課程修了。博士(人間科学)。専攻は、健康心理学、身体心理学。聖徳大学人文学部講師を経て、現職。臨床発達心理士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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