草思社文庫<br> 日米衝突の根源 1858‐1908

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草思社文庫
日米衝突の根源 1858‐1908

  • 渡辺 惣樹【著】
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  • 草思社(2018/06発売)
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  • サイズ 文庫判/ページ数 736p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784794223340
  • NDC分類 210.595
  • Cコード C0121

出版社内容情報

日米開戦は、日露戦争期からすでに想定されていた――

ペリー来航以降、セオドア・ルーズベルトによるポーツマス条約仲介まで、アメリカは日本史からほぼ姿を消している。だが、日本の明治期にあたる1858~1908年の半世紀にアメリカで起きていた出来事こそ、日米衝突を不可避なものとする要因となったのだ。国内産業保護を基軸とするアメリカ・システムの綻び、イギリスを筆頭としたヨーロッパ諸国との領土紛争、国内の人種問題……良好な関係にあった日本を仮想敵国と見なすまでのアメリカの動きを、米側資料によって詳細に描き出して太平洋戦争の起源に迫る。

<目次より>
第1章 日本人と支那人
第2章 カリフォルニアの争奪
第3章 太平洋シーレーン
第4章 南北戦争
第5章 大陸横断鉄道開通
第6章 「アメリカの湖」(アメリカン・レイク)
第7章 岩倉使節団の失敗
第8章 フィラデルフィア博覧会
第9章 支那人排斥法
第10章 ハワイ王国カラカウア
第11章 グラント将軍の日本訪問
第12章 フロンティアの消失
第13章 ハワイ攻防戦
第14章 米西戦争
第15章 白い艦隊(ホワイト・フリート)

第1章 日本人と支那人
第2章 カリフォルニアの争奪
第3章 太平洋シーレーン
第4章 南北戦争
第5章 大陸横断鉄道開通
第6章 「アメリカの湖」(アメリカン・レイク)
第7章 岩倉使節団の失敗
第8章 フィラデルフィア博覧会
第9章 支那人排斥法
第10章 ハワイ王国カラカウア
第11章 グラント将軍の日本訪問
第12章 フロンティアの消失
第13章 ハワイ攻防戦
第14章 米西戦争
第15章 白い艦隊(ホワイト・フリート)

渡辺 惣樹[ワタナベ ソウキ]
著・文・その他

内容説明

日米開戦は、日露戦争期からすでに想定されていた―ペリー来航以降、セオドア・ルーズベルトによるポーツマス条約仲介まで、アメリカは日本史からほぼ姿を消している。だが、日本の明治期にあたる1858~1908年の半世紀にアメリカで起きていた出来事こそ、日米衝突を不可避なものとする要因となったのだ。国内産業保護を基軸とするアメリカン・システムの綻び、イギリスを筆頭としたヨーロッパ諸国との領土紛争、国内の人種問題…良好な関係にあった日本を仮想敵国と見なすまでのアメリカの動きを、米側史料によって詳細に描き出して太平洋戦争の起源に迫る。

目次

日本人と支那人
カリフォルニアの争奪
太平洋シーレーン
南北戦争
大陸横断鉄道開通
「アメリカの湖」
岩倉使節団の失敗
フィラデルフィア博覧会
支那人排斥法
ハワイ国王カラカウア
グラント将軍の日本訪問
フロンティアの喪失
ハワイ攻防戦
米西戦争
白い艦隊(ホワイト・フリート)

著者等紹介

渡辺惣樹[ワタナベソウキ]
日米近現代史研究家。1954年静岡県下田市出身。77年東京大学経済学部卒業。30年にわたり米国・カナダでビジネスに従事。米英史料を幅広く読み解き、日本開国以来の日米関係を新たな視点でとらえた著作が高く評価される。著書に『日米衝突の萌芽1898‐1918』(第22回山本七平賞奨励賞受賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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まーくん

30
1858年の日米修好通商条約締結から、時は流れ、米国が日本を仮想敵国と認識、親善名目で威嚇の”白い艦隊”を派遣する1908年まで。我々の教科書ではペリー提督による黒船開国後、セオドア・ルーズベルト大統領のポーツマス条約斡旋まで、アメリカの影は妙に薄い。その間、アメリカは南北戦争を戦い、西部開拓を押し進め、ハワイを併合、フィリピンまで進出していた。日本人には馴染の薄いアメリカ史を丁寧に辿り、その視点から弱小日本が太平洋のかなたに海軍国として現れるのを見る。米国近代史に関し実に多くのことを知ることができた。2018/08/06

フンフン

10
アメリカが勢力西漸を進めれば日本と衝突するのは明白。だが、海軍力が日本をしのげるようになるまで、アメリカは日本の目を太平洋ではなく大陸に向けさせるように努めたのだった。2025/04/28

10
これは面白かった!ペリー来航から明治の終わりにかけて、米国における西部開拓、大陸横断鉄道、ハワイ併合等々の国内事情が日米関係に大きな影響を及ぼしていたことが描かれており大変興味深く読み進めることができた。米国はイギリスからその独立を勝ち取ったこともあって、実は日本に対して非常に親切だったことも発見だった。一方、そのような米国でも、少数の優れた政治家と利己的な衆愚とのせめぎ合いによって国の政策が左右されてしまったわけで、歴史の非情さを感じずにはいられない。今まで軽視していたけど、米国史侮るべからずだ。2021/05/07

日の光と暁の藍

7
日本の近現代史を主に米国の視点から振り返ろうとした本書。江戸末期から明治までの史料を駆使して描く物語である。100年以上も前の出来事をここまで鮮やかに描けるのかと驚愕した。今まで断片的にしか知らなかった歴史上の事柄を本書を読むことで繋げて理解出来る気がした。国際政治において最近特に感じるのは、あらゆる主張や学説といった類のものは、それにより利益を得たいと願う側の立場の都合により主張されているのだな、ということだ。2022/08/28

haru

3
難しい2024/07/24

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