出版社内容情報
日米開戦は、日露戦争期からすでに想定されていた――
ペリー来航以降、セオドア・ルーズベルトによるポーツマス条約仲介まで、アメリカは日本史からほぼ姿を消している。だが、日本の明治期にあたる1858~1908年の半世紀にアメリカで起きていた出来事こそ、日米衝突を不可避なものとする要因となったのだ。国内産業保護を基軸とするアメリカ・システムの綻び、イギリスを筆頭としたヨーロッパ諸国との領土紛争、国内の人種問題……良好な関係にあった日本を仮想敵国と見なすまでのアメリカの動きを、米側資料によって詳細に描き出して太平洋戦争の起源に迫る。
<目次より>
第1章 日本人と支那人
第2章 カリフォルニアの争奪
第3章 太平洋シーレーン
第4章 南北戦争
第5章 大陸横断鉄道開通
第6章 「アメリカの湖」(アメリカン・レイク)
第7章 岩倉使節団の失敗
第8章 フィラデルフィア博覧会
第9章 支那人排斥法
第10章 ハワイ王国カラカウア
第11章 グラント将軍の日本訪問
第12章 フロンティアの消失
第13章 ハワイ攻防戦
第14章 米西戦争
第15章 白い艦隊(ホワイト・フリート)
第1章 日本人と支那人
第2章 カリフォルニアの争奪
第3章 太平洋シーレーン
第4章 南北戦争
第5章 大陸横断鉄道開通
第6章 「アメリカの湖」(アメリカン・レイク)
第7章 岩倉使節団の失敗
第8章 フィラデルフィア博覧会
第9章 支那人排斥法
第10章 ハワイ王国カラカウア
第11章 グラント将軍の日本訪問
第12章 フロンティアの消失
第13章 ハワイ攻防戦
第14章 米西戦争
第15章 白い艦隊(ホワイト・フリート)
渡辺 惣樹[ワタナベ ソウキ]
著・文・その他
内容説明
日米開戦は、日露戦争期からすでに想定されていた―ペリー来航以降、セオドア・ルーズベルトによるポーツマス条約仲介まで、アメリカは日本史からほぼ姿を消している。だが、日本の明治期にあたる1858~1908年の半世紀にアメリカで起きていた出来事こそ、日米衝突を不可避なものとする要因となったのだ。国内産業保護を基軸とするアメリカン・システムの綻び、イギリスを筆頭としたヨーロッパ諸国との領土紛争、国内の人種問題…良好な関係にあった日本を仮想敵国と見なすまでのアメリカの動きを、米側史料によって詳細に描き出して太平洋戦争の起源に迫る。
目次
日本人と支那人
カリフォルニアの争奪
太平洋シーレーン
南北戦争
大陸横断鉄道開通
「アメリカの湖」
岩倉使節団の失敗
フィラデルフィア博覧会
支那人排斥法
ハワイ国王カラカウア
グラント将軍の日本訪問
フロンティアの喪失
ハワイ攻防戦
米西戦争
白い艦隊(ホワイト・フリート)
著者等紹介
渡辺惣樹[ワタナベソウキ]
日米近現代史研究家。1954年静岡県下田市出身。77年東京大学経済学部卒業。30年にわたり米国・カナダでビジネスに従事。米英史料を幅広く読み解き、日本開国以来の日米関係を新たな視点でとらえた著作が高く評価される。著書に『日米衝突の萌芽1898‐1918』(第22回山本七平賞奨励賞受賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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