草思社文庫<br> カッコウはコンピュータに卵を産む〈上〉

個数:
電子版価格
¥990
  • 電子版あり

草思社文庫
カッコウはコンピュータに卵を産む〈上〉

  • 提携先に在庫がございます【僅少】
    通常、5~7日程度で出荷されます。
    ※納期遅延や、在庫切れで解約させていただく場合もございます。
    (※複数冊ご注文はお取り寄せとなります)
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    通常、5~7日程度で出荷されます。

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫状況は刻々と変化しており、ご注文手続き中やご注文後に在庫切れとなることがございます。
    ◆出荷予定日は確定ではなく、表示よりも出荷が遅れる場合が一部にございます。
    ◆複数冊をご注文の場合には全冊がお取り寄せとなります。お取り寄せの場合の納期や入手可否についてはこちらをご参照ください。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 384p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784794223098
  • NDC分類 007.6
  • Cコード C0198

出版社内容情報

1986年、まだネット黎明期のカリフォルニア・バークレー。事件の発端は75セントだった。ローレンス・バークレー研究所のコンピュータ・システムの使用料金が75セントだけ合致しない。天文学研究のかたわらシステム管理者をつとめる著者の初仕事はその原因の究明だった。調査を進めるうちに、正体不明のユーザが浮かび上がってきた。その人物は研究所のサーバを足場に、国防総省のネットワークをかいくぐり、米国各地の軍事施設や陸軍、はてはCIAにまで手を伸ばしていたのだ!――インターネットが世界を覆いはじめる前夜、「ハッカー」の存在を世に知らしめた国際ハッカー事件。その全容を当事者本人が小説のような筆致で描く。トム・クランシーも絶賛した世界的ベストセラー、待望の復刊!

内容説明

1986年、まだネット黎明期のカリフォルニア・バークレー。事件の発端は75セントだった。ローレンス・バークレー研究所のコンピュータ・システムの使用料金が75セントだけ合致しない。天文学研究のかたわらシステム管理者をつとめる著者の初仕事はその原因の究明だった。やがて正体不明のユーザが浮かび上がってきた。研究所のサーバを足場に、国防総省のネットワークをかいくぐり、米国各地の軍事施設や陸軍、はてはCIAにまで手を伸ばしている!―インターネットが世界を覆いはじめる前夜、「ハッカー」の存在を世に知らしめた国際ハッカー事件。その全容を当事者本人が小説のような筆致で描く。トム・クランシーも絶賛した世界的ベストセラー、待望の復刊!

目次

75セントの謎
侵入者?
ローレンス・バークレー研究所
「カッコウの卵」
これは電子テロだ!
ハッカーを追跡せよ
75セントではFBIは動かない
侵入先は軍事ネットワーク
パスワード盗みの「トロイの木馬」
令状がなければ逆探知できません〔ほか〕

著者等紹介

ストール,クリフォード[ストール,クリフォード] [Stoll,Clifford]
1950年、ニューヨーク州バッファロー生まれ。ニューヨーク州立大学を経てアリゾナ大学で博士号取得。天体物理学者。ローレンス・バークレーの研究所のシステム管理者だった。のちにハーバード・スミソニアン天体物理学研究所に勤務、現在はバークレーに戻って暮らしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

naotan

19
90年代のインターネットを懐かしみながら読んでいたら、ドイツが東と西に分かれていた時代の話でした。主人公の努力が下巻で報われますように。2019/03/20

まーくん

10
ネット黎明期の1986年。ローレンス・バークレイ研究所のシステム管理者であった著者が、僅か75セントのコンピュータ使用料金の差異を発端に、同研究所のシステムを経由し軍関係施設のシステムに侵入を繰り返すハッカーを発見。追跡が始まる。なつかしい用語が沢山出てくる。VAX、UNIX、イーサネット、1200ボー、フォートラン。真似出来るわけじゃないけどハッキングの手口も。本書は1991年発刊単行本の文庫化。今は猫?もインターネットを使ってる。コンピュータ世界の進歩は速い。いよいよ追跡も佳境に。さて下巻に進もう。2017/12/16

barcarola

5
コンピュータやネットワーク関連のコラムなどで時折目にしていたタイトル。ようやく読むことができたが、なるほど、これは面白い! インターネット黎明期の用語が次々出てくるあたりが楽しくも懐かしいのである。が、そこが本書の難点とも言える。ある程度の知識が無いと面白さも半減してしまうかも。ともかく、引き続き下巻へ。2018/07/08

roughfractus02

5
インターネット普及以前(1986)、著者は偶然国防総省のネットワークから入って陸軍のデータベースやCIAの情報まで読む何者かに気づき、歴史的ハッキング事件に遭遇したことを知る。天文学者の著者とEmacsの脆弱性を突いてスーパーユーザに成りすますハッカーとのやり取りは迫真的だ。見えない敵を追い詰める著者の筆致は軽快で読みやすい。が、本書はハッカーなる未知の存在とその違法性の自覚が不足した時代を伝える歴史読み物に留まらず、Unixユーザの好奇心を満たす描写を盛り込んで読者の今に起きうる出来事として描いている。2018/07/01

ふたば

5
生半可なミステリ小説よりよっぽど面白い。特に後半は一気に読んだ。まだ、ネットワーク犯罪が多様化していなかったこの時代に、姿の見えない敵に挑むのはラクではなかった。この勢いで下巻に突入!!2018/01/18

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/12455209
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品