出版社内容情報
本書はいわば「二冊目の俳句入門書」というような本。五七五で季語を入れて切字を活かすといった基本の形式は理解したが、長続きしない人は多い。本書ではそこからの上達法、楽しみつつ集中的にトレーニングする方法を、例句を示しつつ教える。
内容説明
俳句の基本のおさらい・季語や構造、切字など。日々の情景を詠む・目覚めから就寝までの一コマをとらえる。「正岡子規と十番勝負」「動物園に通う」「記念日お題で毎日俳句」など集中トレーニング。楽しみつつトレーニングする方法を、多くの例句を示しつつ教える。「二冊目の俳句入門書」。
目次
ウォーミングアップ編(俳句の組み立て;季語の生かし方 ほか)
デイリートレーニング編(朝(目覚めを詠む;夢を思い出して ほか)
昼(会社の昼休み;街を詠む ほか)
夜(夕餉の支度;夕餉の家族団樂 ほか))
パワートレーニング編(通勤俳句にチャレンジ―瞬発力強化メニュー;街角スナップ俳句―情景描写力強化メニュー ほか)
著者等紹介
ひらのこぼ[ヒラノコボ]
昭和23年京都生まれ。大阪大学工学部卒業。汽船会社設計部を経て、昭和48年広告会社へコピーライターとして入社。平成10年、銀化(中原道夫主宰)に入会。現在、銀化同人(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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双海(ふたみ)
16
ずっと文学やって暮らしたい笑 「香水の香の輪郭の来て座る」(津川絵理子)・「たんぽゝと小声で言ひてみて一人」(星野立子)2020/02/01
むらさき文鳥
5
作者の俳句のコツを学ぶ初心者向けの本を文庫で持っています。今回は俳句をはじめたけれど、うまく句作ができなくて挫折した人向けの本のようです。俳句を季語で分ける本は多いのですが、このシリーズは句作のパターンで分けてます。個性的な俳句を作りたいと思いながら、こういう本を読むと、私が思いつくような句はすでに先人が作っているんだと思い知ります。(図書館本)2017/09/23
ブルーハート
4
ワンランクアップ上を目指してと副題にある。本当にワンランクアップ出来たらいいが。2017/11/07
GX
3
俳句とかできると良いですね。頭の体操にもなりそう。2017/08/19
磯吉
0
好きな俳句の先生にならいましょう的な事をどこかで読んだけど、初心者すぎて先生の良しあしなどわからないと思っていたけど、分かりました。この方は私に合わないって。俳句の解説も言葉の選び方も首をかしげる事ばかり。2021/05/18