出版社内容情報
豪雪や台風被害、人口減少でほとんどが「赤字路線」…将来どうなるのか?
存続論議で今注目の北海道、計17路線を徹底分析!北海道の鉄道は、人口減少、昨夏の台風被害などで、札幌近郊の一部を除くほぼ全線が赤字となっている。JR北海道は約1200キロもの路線を「自社だけでは存続できない」とし、廃線を含めて沿線自治体と協議している。北海道の鉄道は今後どうなるのか? 『全国鉄道事情大研究』シリーズ(草思社刊)でこれまで全国の鉄道事情を解説してきた著者が北海道の鉄道の「今」を取材し、将来を推理。今年3月の新ダイヤを踏まえ書き下ろした鉄道ファン必読の本!
北海道新幹線 (新函館北斗―旭川間、全線未開業)320キロ運転で4時間台に短縮を
JR函館本線(長万部―旭川)札幌都市圏の小樽─旭川間は安泰
室蘭本線 新幹線連絡の特急がやがて頻繁に運転される
日高本線 DMV(デュアル・モード・ビークル)によって運行を再開せよ
札幌市営地下鉄南北線 全駅にホームドアが設置されているワンマン運転地下鉄
札幌市電 苗穂線、桑園線の復活を
留萌本線 観光列車を走らせて存続を図れ
根室本線 釧路以遠は上下分離で存続
宗谷本線 シベリア鉄道が乗り入れてくるかも……など
川島令三[カワシマリョウゾウ]
著・文・その他
内容説明
人口減少、高速道の整備、天災…ほとんどの路線が赤字。どう存続させるべきか?現地取材にもとづき、現状と未来を徹底分析!
目次
北海道新幹線(新函館北斗‐旭川)(全区間未開業)―320キロ運転で4時間台に短縮を
JR函館本線(長万部‐旭川)―札幌都市圏の小樽‐旭川間は安泰
JR室蘭本線―新幹線連絡の特急がやがて頻繁に運転される
JR日高本線―DMVによって運行を再開せよ
JR札沼線―北海道医療大学以遠は廃止か
JR千歳線―空港アクセス線としても利用される優良黒字線
札幌地下鉄南北線―全駅にホームドアが設置されているワンマン運転地下鉄
札幌地下鉄東西線―延伸してJR線と連絡してはどうか
札幌地下鉄東豊線―丘珠空港への延伸の早期実現を
札幌市電―苗穂線、桑園線の復活を
JR留萌本線―観光列車を走らせて存続を図れ
JR石勝線―最高速度を元の130キロに向上せよ
JR根室本線―釧路以遠は上下分離方式で存続を
JR富良野線―旭川空港へのアクセス線としても機能させるべし
JR宗谷本線―シベリア鉄道が乗り入れてくるかも
JR石北本線―特急車両の新車への置き換えを
JR釧網本線―観光路線として活性化を図るべし
著者等紹介
川島令三[カワシマリョウゾウ]
1950年、兵庫県生まれ。芦屋高校鉄道研究会、東海大学鉄道研究会を経て「鉄道ピクトリアル」編集部に勤務。現在、鉄道アナリスト、早稲田大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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