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出版社内容情報
何度も手を洗わずにいられない。カギや火元をくりかえし確認してしまう。バカげていると分かっていても、それをしないと不安でたまらない「強迫性障害(OCD)」は、じつは脳の生物化学的なはたらきの問題だった。 脳の主要な機構がロックされ、まちがった指令を送りつづける。そのロックをはずして脳のはたらきを変えれば、こうした強迫行為から解放されるのだ。そのための行動療法「四段階方式」を紹介。強迫障害や過食症、依存症のほか、さまざまな悪癖を改善したい人まで「自分でできる」療法。自分の行動を変え、人生を変えたいすべての人のための一冊。
2016 年版「新プロローグ」が加筆された新装版!
■第1段階:ラベルを貼り替える
自分が強迫性障害に悩まされていることを認識する
■第2段階:原因を見直す
それは脳の生物化学的アンバランスが原因だと知る
■第3段階:関心の焦点を移す
強迫行為を拒否し、べつの健全な行動に焦点を移す
■第4段階:価値を見直す
強迫観念は無意味だと自分に言い聞かせる
ジェフリー・M・シュウォーツ[ジェフリーエムシュウォーツ]
著・文・その他
吉田利子[ヨシダトシコ]
翻訳
内容説明
手を洗わずにはいられない、カギや火元を何度も確認してしまう、何でもとっておかずにいられない。バカげていると分かっていても、それをしないと不安でたまらない「強迫性障害(OCD)」は、じつは脳の生物化学的なはたらきの問題だった。脳の主要な機構がロックされ、まちがった指令を送りつづけるのだ。そのロックをはずして脳のはたらきを変えれば、こうした強迫行為から解放される。そのための「四段階方式」の行動療法を本書は呈示。強迫障害や過食症、依存症のほか、さまざまな悪癖を改善したい人まで幅広く応用できる療法だ。自分の行動を変え、人生を変えたいすべての人のために。2016年版「新まえがき」が追加された新装版。
目次
第1部 四段階方式とは何か(第一段階 ラベルを貼り替える―「わたしではない、OCDがさせるのだ」;第二段階 原因を見直す―「脳のロックをはずす」;第三段階 関心の焦点を移す―「願っているだけでは、実現しない」;第四段階 価値を見直す―「OCDが教えてくれること」)
第2部 人生に応用する(自分の心を自覚する;家族はどうすべきか;過食、アルコール依存症などへの応用;治療にあたって;「浮き輪」としての薬;あなたは強迫性障害か?;自分で治すためのマニュアル)
著者等紹介
シュウォーツ,ジェフリー・M.[シュウォーツ,ジェフリーM.] [Schwartz,Jeffrey M.]
医学博士。カリフォルニア大学ロサンゼルス校医学部精神医学研究教授。強迫性障害(OCD)治療の世界的権威
吉田利子[ヨシダトシコ]
翻訳者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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